陶主日記

七草粥も終えて

こんばんは。七草粥も昨日食べ終わり、お正月気分も抜けて参りました。やっと普段の調子になってきたと感じています。さあ、今年もがんばるぞ!と気合を入れて、明日は初窯。年末に焼く予定でしたが、焦る必要もなく初窯にしたほうが今後の段取りもスムーズに進む事に気づきました。雪笹紋削ぎ四方皿。面白く白化粧で雪を降らすことができました。昨年湯木美術館に雪笹紋の四方向付が出展されていました。なかなか粋な洒落た器に見惚れていました。さてさて、私どもの四方皿も負けないくらいの洒落た器になればと思っています。

水間焼伏原窯展示会の計画

今年も余すところ一か月になりました。厳しい一年ですが締めくくりの月、今年の形を出し切っていきたいと思います。

しばらく地元での展示会をしていなかったので来年6月を目標に計画を立てています。場所をどこにしようか悩んでいたのですが、やはり地元コスモスシアターの小ホールにすることにしました。地元からもう一度自分たちの作品を手に取ってみてもらうのがいいのではないか、そんな思いで始めていきたいと考えています。

今から6年前、水間焼伏原窯20周年展を一区切りに地元展示会を終えていました。この6年で作品は大きくクオリティーを増しました。工芸店ようびとのお付き合いで長年私が目指ししていた器作りを実現させ始めました。貝塚に開窯して、水間焼を名乗り地元の焼き物を考え続けてきましたが、この地の自然、風土に合った陶芸は京風でどこか品のある、と言って田舎の良さが漂う器、この感覚が一番貝塚らしい器だと思っています。これを何とか実現したい、また地元の人たちに認識してもらいたい、そんな思いで来年6月展示会をしたいと思っています。

目標を決め進めていくとあれもこれもとイメージが湧いてくるのですが、なんせ手作り一つのものにかなりの時間がかかってしまいます。細かな計画を立ていい作品をお見せできるよう張り切って参ります。また逐一このコーナーで制作を公開していきたいと思っていますので、どうぞご支援くださいますようお願いいたします。

アセンションと真言

こんにちは。今日は午後から雨。随分と寒くなってきました。で、工房にストーブを入れ、ゴソゴソ何ということなしに過ごしています。日曜日は全く思考回路が働かない状態です。ガーデニングで一日を過ごそうと思っていたのですが、この雨では、、、。

何もしない一日も逆に疲れますが、一週間溜まった「忙し病」を癒すには自室で静かに過ごすことが一番です。最近教わったマントラがあって、時間を見つけてはそのそれをお唱えして瞑想しています。オンマニパドメイフン(蓮華の宝珠を幸いなれ)。私に合ったマントラということで、大変喜んで唱えています。今の世界は激変の時代で心身にストレスが溜まり、みんなどこか先の見通しに不安を抱えて辛い思いで過ごしています。そんな鬱の塊を静かに溶かしていく宝のマントラということです。

雨の音と一緒に唱えていくのもまた自然と一つになって心が癒されていくものです。雨しずく一滴一滴が心の奥深い泉に注がれていくようで、何かに満たされた感じを受けます。昔はよくお念仏を唱えていたのですが、最近はこのマントラが気に入っています。マイトレーヤのマントラとも聞きましたが。1000年王国の始まり、弥勒の世の開示、今はやりのアセンションは今日10月30日からなのですって。
で、2012年12月22日まで。次元移動の波に乗れるか否か。これから起こる地球変化を不安視するのではなく、大丈夫!と一括するくらいのポジティグな力が必要になってきます。何があってもOK!大丈夫だ。という強いハートが大事です。故に静かな時を選び瞑想が欠かせなくなるでしょう。世界経済がいち早くシフトし始めています。今までの資本経済が崩壊していく様をこの2年余りで私たちは体験していくでしょう。新たな富の分配が今起こりつつあります。そのことでどうしても恐怖心が先立ちますが、もちろん私もですが、大丈夫だ!でこれを乗り越えていきたいと思っています・ちなみに大丈夫はお釈迦様の別呼称です。

何となく文章を書き進めていると、希望が出てきました。明日も頑張って行こう、と少しずつ力が出てきました。オンマニパドメイフン、オンマニパドメイフン。今日も静かに終わっていきます。

お正月の大鉢 色絵唐草文大鉢が焼けました

こんにちは。秋の日暮れはつるべ落とし、日増しに夜が早くなってきます。それと共に今年もあとわずかの感覚がどこか焦りを生んでいます。年末にかけて準備をしなくてはと思いつつも、新作のアイディアに詰まっているのか、それとも動きが鈍いのか。まあ、一つずつ始めるのが早道の毎度です。

関西は低気圧に覆われていると天気予報は洪水、大雨の警報を出しているのですが、ここ貝塚では生温かな風が吹き、青空も見え始めています。静かな一日の始まりです。

t20111022-1.jpg 工房は新作作りに追われています。工芸店ようびの注文もそうですが、ホームページ用の新アイテムにも力が入ってきています。今日は色絵唐草文大鉢を掲載します。三年ほど前一度中鉢で試作をしものです。なかなか面白く出来上がったので、大鉢に描いてみたらという勧めもあって、今回この鉢に大胆に描くことに致しました。口径八寸ある大鉢です。

さて、何を盛りましょうか。いろいろな楽しみ方ができると思うのですが。昔「辻留の和食器入門」という本のなかに唐時代の黒釉鉢(口径が丁度八寸)が掲載されていたのを思い出しました。本棚から出してみているのですが、多種多様な素材の盛り付けがされていて、面白く見ています。どの様な季節にも態様する、どんな素材でも呑み込める大海原のような見込みを持った大鉢です。若い時からこんな器ができるようになりたいと思っていてことを思い出しました。さてさて、今回の器がそのような大ぶりの器だと言っているのではないのですが、これも昨日生まれたばかり。使ってくれるお人によって、大きくも小さくも育っていくと思われるのですが。楽しみな器だと思います。

工房の一つのアイディアなのですが、新作の器に料理を盛ってくれる方を探しています。興味のある方はいらっしゃいませんか?ご連絡くださいませ。

年間商戦に向けてゴー

こんばんは。先週は慌ただしい一週間でした。11日火曜日久しぶりに工芸店ようびに品物を納めに行きました。今年もはや10月を迎え正月商戦用の作品を作っていかなくてはいけない時期になりましたが、少し出足が鈍っています。ここ二年景気が減速していることもあり、また今年は震災や世界経済の不安もあって一段と難しい状況が続いています。ようびさんの注文はますますコアな仕事が増えています。誰も手の出せない特殊な食器が多くなってきました。時間のかかることはもちろん見本の段階でストッップしている仕事も多く抱えています。なんとか今年中に完成して皆さんに見ていただきたいと思っているのですが。間に合うでしょうか。

高級な食器が売れないと聞きます。特に震災後その傾向が強いようです。今の日本人のマインドが贅沢を制限しているのかもしれませんね。でもいいものはいつの時代でもどんな状況でも私たちは作ってもいくし、またそれを求めている方々も決して少なくないと思っています。心を伝えていく私たちの仕事はどこにいてもどんな状況でも変わりはしません。ハートツーハート。今こそ大事なことだと思いながら日々作陶しています。

私たちは今ホームページで販売強化をしています。普通の工芸店並みのアイテム数を掲載しようと思っています。今日も新作を錦窯(上絵窯)で焼きました。これから新作をどんどん掲載いく予定です。求めやすく内容の濃い食器を思いっきり作っていこうと考えています。今掲載されている120アイテムをまず200アイテムにします。そしてもっとボリュウムのあるページにいたします。今年中に土台作りを完成したいと思っています。難しい作品もいいのですが、気楽な食器もまた私たちの大事な仕事です。どんどんその所を具体化したいと考えています。どうぞ期待してください。

頑張りましょう。我々は必ず新しい時代を築いていきます。今のグローバル経済が破たんしようがどうなろうが、希望の未来は今胎蔵しています。産声を上げる時が間もなく来ると信じています。産みの苦しみが2年3年と続くかもしれません。でも頑張りましょう。

栗おこわで、テンション上がりました

こんにちは。すっかり秋めいてまいりました。今年は栗の生り年のようで、たくさんおすそ分けを頂きました。さっそく家内が栗おこわを作ってくれました。いつもより具だくさんのおこわに感激しています。あさの散歩に山栗を拾うのが楽しみです。

丘に登ると箒で掃いたような雲と薄が一面に広がります。深呼吸をして、秋をいっぱい胸に吸い込み、おいしいねぇ!これから秋の実りを楽しんでいきたいと思います。

工房は土曜日に焼き上げた窯の検証に入っています。いろいろなテストを仕込んだのでそれなりの思いがどう反映されたか、じっくり考えています。乾山夕顔文向こう付け、下地が黒く、そこにほんのりと夕顔が浮かび上がるという文学的な茶碗を題材に頂いたお向こうです。光源氏の夕顔に思う心を表現したいのですが、今回のテストではまだまだそこまで行くことが出来ません。素地と釉薬の相性を見定める段階ですが、今回は釉薬が少し暑く掛かったのでしょう、思う黒さを得ることが出来ませんでした。考え方は間違っていないようですが、微妙な釉薬の厚さと窯の温度をもう一度検証したいと思っています。

今年も早10月、残すところ三か月を切りました。震災が昨日のように思えますが、時間は確実に過ぎています。今年の気象は穏やかさがなく振り子が大きく振れてばかり、体力、気力が激しく消耗されます。ここは秋の実りをたくさん頂、ひと踏ん張り、ふた踏ん張り、今日もがんばりましょう。

施釉について

秋の好日が今しばらく続いています。朝犬を連れて散歩に出るのですが、峠から見る空は雲一つない青空、犬たちも喜んでいます。誰だって気持ちのいい天気はいいものです。

工房は明日夜から窯を焚くので昨日から釉薬を掛けています。ここ何年かは古清水、仁清、乾山陶器を主に制作しているので、釉薬の種類も透明釉だけになります。窯は酸化焼き。ここでの釉薬はかなり薄く掛けます。ちなみに一般の釉薬の厚みは一ミリくらいが目安ですが、所謂瀬戸でいう「水薬」というものなんでしょうが素地が透けて見えるくらい薄くかかる場合もあります。その施釉は案外難しくきちっとした段取りでこなさないとうまく掛かりません。

私どもの釉薬には少し「ふのり」を入れます。「ふのり」って、なに?海藻です。昔はよく漆喰に入れたり、洗濯のりにも使われたり、また食用にも使われていました。今ではかなり貴重品になりました。この業界では工業化学のりを使用するところが多くなっています。水間焼伏原窯は伝統を重んじる工房なので、一々の材料は昔ながらの製法で出来上がったものを使うようにしています。また、釉薬は天然灰を原料にしているので、布海苔は欠かせません。布海苔の量で釉薬のとろみが変わり、水との割合で濃さを調整します。釉薬をうまく掛けるには、布海苔の調合が決め手になります。

少し秘伝っぽいことを書きますが、{辰砂釉}は二重掛けで色を出すのですが、ベースになる釉薬と上から掛ける釉薬の布海苔の調合が変わります。微妙な事なのですがそこの感覚を捉えると、二重掛けはうまくいきます。しかしこれは天然灰を主成分にした調合でしかうまくいきません。

伝統を守っていくにはつらいご時世になりましたが、ま、がんばっていきましょう。今日は新しい作品も素焼きが出来たので、期待して釉薬を掛けてみましょう。

ブルーマンデイ、今日は早々に寝るのが一番!

こんばんは。連休明け、今日は頑張ってみましたが、どこかブールーマンデイでした。疲れが取れない状態で、処理する懸案が山積み。この時期、シルバーウィークはいらないじゃないですか。ね!ここ泉州はこの時期祭りモードで、それでなくても騒がしく心が落ち着かない。貝塚山手地区公民館陶芸クラブも展示出品が大詰めを迎え、日曜日も要請を受け指導をしました。何か気が抜けないですね。ま、今日は早く寝ようかな。

きっと、それが一番いい。

徒然に

こんばんは。シルバーウィークも今日で終わり。前半は台風の影響で災害もあり厳しい日が続きましたが、後半はいいお天気にも恵まれ行楽日和になりました。またお彼岸には人々も集い、親交を温めたことでしょう。しかし最近の日本人はどうも天地和合の意味を忘れているのではないだろうか。天の気、地の気。いろいろな解釈もなされるでしょうが、天の気の一つに先祖の加護、光も含まれるのではないでしょうか。現世で生きる我々に天の気が降り注いでいます。天地和合。彼岸にはそんな意味があるのではないでしょうか。昼夜の時間がちょうど重なる。時間もまた和合している。

今年は多くの命が亡くなりました。これからまたどのようになるか、地上では不安な日々が続きます。亡くなった命に対して私たち何をしなければならないか。大きな課題が残されているのですが。

明日からまた新たに気持ちを入れ替え頑張っていきましょう。世界の経済が日本が連休になっている時にいつも大きく動く。週明けブラックマンデイにならないことを祈りつつ。

彼岸の殺生

こんばんは。今日は台風一過の初めての晴天。朝から気持ちのいい青空です。先週から三連休が続きシルバーウィークのまっさかり。今日はお彼岸とあってか、村は里帰りでプチ賑わいです。一族が集まり秋の青空の元先祖を愛おしむ。いい光景ですね。で、

我が家も御多分に漏れず嫁に行った末っ子も帰ってきて、孫が二歳の誕生日。みんなで大いに祝おうということで、私、次女、孫の9月生まれが、合同誕生会を催すことになりました。熊取のケーキシェフにオリジナル誕生ケーキを作ってもらい、来客も含め大いに楽しむことができました。ちなみに私56歳になりました。いつの間にかおじいちゃんと呼ばれています。本人自覚ありませんが。

で、今日は台風一過。いよいよタイミングとしてこの晴天にしか採蜜ができないと判断しました。8月に一度トライしましたが、分蜂の後で師匠曰く、岸和田祭りぐらいがちょうどいいかも。先週は台風の影響もあって雨が続き蜂も活動停止が続いていました。その後最初の晴天。タイミングはここしかない。

着替えをしました、すたっふMも張り切っています。蜂にとっては暴力の何物でもない。皆殺し、それも何か月もかけて作ってきた自分たちの生命体を理不尽にぶっ壊されるのですから、蜂は騒ぐは騒ぐ。ああ、私のどうしようもない業をお許しください。

で、今年は念願の蜜が約2リットル位採取することができました。以下、写真で以下、写真でごらんあれ。


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