こんばんは。近畿地方に大雨を降らした低気圧が去り、各警報も解除されました。明日から梅雨明けと聞きますが。今年は暑い夏になるそうです。大雨や洪水の後は猛暑、熱波とニュースのネタは尽きませんね。気候が年々過激になり、それにも慣れてきた感があります。10年、20年前を思うと今は相当ハードな世の中になっていると思います。
明日梅雨が明ければ夏がやっています。今日整骨院に行って整体を受けてきました。身体のモードが夏様式に変わったようです。いつもなら週末になれば心身とも喘いでいたのに、今日はイケイケ、ルンルン、「いちょ、この夏やっていこうぜ!」って身体が言っています。どうもこの夏はハードなのでしょうね。身体がそれに備えているのでしょうか、わかりませんが。
工房は乾山葵紋大鉢の轆轤挽きしています。仕事は遅れ気味なのですが、明日から晴れ間が続く様で、乾燥も進み遅れを取り戻せると思います。
7月に入り選挙の影響か景気が一段と冷え込んでいるように思われます。今日信楽からクラブで使う土を持ってきてもらった業者さんとの会話。
「どう、そちらの景気は?」
「いつもながら売れてません。特に7月に入り、さっぱりです。あきまへんわ。」
「増税発言のせいとちゃうか。いらんこと言うよって、みんな財布のひもしめたんとちゃう?」
「どうでっしゃろか。」
「今何売れてるの?」
「中途半端なものは売れませんわ。」
「どこも一緒やね。淘汰も進むとこまで進んだかね?」
「やめるとこは、ささっとやめていきましたわ。まあ、残ったとこもぼちぼち何とかやっていってるんでしょね。」
「今度信楽で『信楽まちなか芸術祭』っていうイベントが10月からあるんです。町はこれにかけているようです。」
「ふうーん。20年前の祭りのようね。少し焼きものブームに火でも付けばいいんやけど。まだまだ、湿気てて、さむいな。」
季節が変わればまた新しい風も吹くでしょう。そんなことを期待しているこの頃ですわ。



昨年越しの乾山葵紋大鉢です。端反りを抑えるようにということと、高台を広く取るということが課題でした。形はほぼ合格をもらったのですが、葵紋のバランスに少しコメントが付きました。駄目出しとまでいかないのですが、微妙な感覚的な御話になりました。




工房はすたっふMさんが磁器の七寸皿に呉須で牡丹の絵を描いています。私は十草紋飯椀の小さい形をロクロ挽きしました。工芸店様の注文です。通常作っている飯碗より口径を小さく10センチにしてほしいという注文を、HPのオーダーメイドのコーナーに頂きました。何点か作らせて頂き一つを納めました。先月ようびさんから十草紋で大汲み出しの注文を頂きました。ちょうど子ぶりの飯碗が残っていたのでそれらを見本がてら持って行きました。いい見本になり汲み出しとともに小ぶりの飯碗まで注文を下さいました。お客さまのオーダーのお陰です。一つのオーダーもやはり大事に作らせて頂くと、いつ何に繋がっていくかわかりません。大事、大事。ひとつを大事にしなくてはなりませんね。


昨年末乾山土器皿をようびに納めました。土器皿なんて聞きなれない言葉でしょうが、今も日本で土器を作っているところもあるのです。神事に使う器はかわらけ(土器)と云い、素焼きの姉さん程度の温度で焼いた無釉陶器を使います。それを専門に作る方も昔は居られたようです。土の塊を肘に当て、形を出していくところを写真で見たことがあります。実際の現場は伊勢神宮かどこかで見た様に記憶しているのですが、定かではありません。

