工房の朝は、だいたい静かです。
猫は窓辺で丸くなり、湯はゆっくりと沸きます。
土の匂いも、まだ眠たそうです。
そんな朝に、伏原から早咲きの桜の写真が届きました。
仕事場の近くの早咲きの桜
太極拳の先生が
「桜は毎年きれいと言われていいわね。私は枯れていくばかり」
とおっしゃったそうです。
その話を聞いた陶主は、
「枯れるのではなく、熟すのでしょう」
と言いました。
花を咲かせる人は多いけれど、
実を結ぶ人は少ない。
最近、陶主がよく口にする
「なるみ」という言葉。
こころが暮らしになり、
暮らしがかたちになっていく。
その途中の景色を、
これから少しずつ綴っていこうと思います。
ここは、なるみ庵です。
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