なるみ庵


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さくら羊羹、春の味

なるみ庵

今日は伏原窯のインスタグラムでお世話になっているデザイナーOさんが来訪されました。

インスタグラムに春夏秋冬の器を載せてもらっています。昨年は春と夏の器を載せてもらいました。今年は秋と冬の器を進めて行く予定です。

Oさんに頂いた羊羹でお抹茶を頂きました。萬松堂のさくら羊羹は羊羹とゼリーの間に桜の塩漬けが入っていて春の味がしました。

萬松堂さくら羊羹

今日のなるみ庵 令和8年3月23日

なるみ庵

おひさまが暖かくなり、工房の猫が日向ぼっこをしに外へ出ていくようになりました。

さて今日のなるみ庵のお昼ご飯は、ご近所さんにわけぎを頂いたので”わけぎとヤリイカの酢味噌和え”をつくりました。

 

仕事は青もみじの絵付をしています。この季節の恒例になりました。

絵の具の厚みが焼き上がりの色合いを決めるのですが、1枚のもみじを描いている間にもどんどん絵の具は乾いていきます。

今日も1枚づつもみじを描いていきます。

青もみじ平向絵付

 

 

 

今日のなるみ庵

今日のなるみ庵

R8芍薬の芽

お彼岸にもなると日の光が柔らかくなりますね。暑さ寒さも彼岸までと村のお婆さんがよく言っていました。

昨日、剪定した山茶花の足元に芍薬の芽が出ていました。

これから春になるとシャクナゲ、桜に薔薇、あっという間に春が過ぎていきます。

今仕事場では、夏の青もみじを描いています。芍薬が咲く頃には描き終えているでしょうか。

なるみ庵 山茶花

仕事場の隣に、山茶花(さざんか)の木が二本あります。毎年きれいな花を咲かせてくれるのですが、昨年は剪定の時期が大幅に遅れてしまい、五月も終わり、六月に入ってから鋏を入れました。そのせいか、今季は花付きが少し寂しく感じられました。

私は趣味で三味線を習っているのですが、御師匠は植木屋さんでもあります。剪定の時期を教わっていたのに、昨年は間に合いませんでした。

今年こそはと思い、思い切って今日、剪定しました。

切りすぎてもいけない。

残しすぎてもいけない。

その加減は、どこか器に向き合うときと似ている気がします。来年の花が、今年より少しでも伸びやかに咲いてくれますように。

迷いながらの剪定です。

来年の花を楽しみにしています。

なるみ庵 工房の土曜日

なるみ庵 工房の土曜日
工房の土曜日

貝塚市山手公民館で陶主が陶芸を教え始めて、三十六年になります。
当初から通っておられる生徒さんが、月に二度、土曜日に工房へ来られます。

今日は壺づくりでした。

形を見ながら、陶主が少しだけ手を入れています。土は、ほんのわずかな力で表情を変えます。
三十六年という時間も、きっと同じように、少しずつ形を整えてきたのだと思います。共に歩んできた三十六年が壺にこもっています。

工房には、急がない時間が流れています。

なるみ庵 春のはじまり

工房の朝は、だいたい静かです。

猫は窓辺で丸くなり、湯はゆっくりと沸きます。

土の匂いも、まだ眠たそうです。

そんな朝に、伏原から早咲きの桜の写真が届きました。

河津桜仕事場の近くの早咲きの桜

太極拳の先生が

「桜は毎年きれいと言われていいわね。私は枯れていくばかり」

とおっしゃったそうです。

その話を聞いた陶主は、

「枯れるのではなく、熟すのでしょう」

と言いました。

花を咲かせる人は多いけれど、

実を結ぶ人は少ない。

最近、陶主がよく口にする

「なるみ」という言葉。

こころが暮らしになり、

暮らしがかたちになっていく。

その途中の景色を、

これから少しずつ綴っていこうと思います。

ここは、なるみ庵です。