工房日記

三方良しを探して

なるみ庵

お昼に、「大阪を回っているので寄らせてもらってもよろしいでしょうか」と電話が入り、問屋Eさんが来られました。

最近では、納品に一年待つ状態はよくあることだそうです。お話を伺うと、作り手の数が減っており、注文が集中しお客様の列が長くなるのだとか。

どこも同じような状態になっていますね。

また若い作家さんは展示会を開きたいという傾向にあるそうです。

伏原窯は在庫がない上、注文をこなすのに必死で展示会はまだまだ遠いですね。

今日も新たな注文を置いていかれました。

その後、陶主と制作時間と価格について話をしましたが、お使いになる方、間に入る方、我々、三方良しの場所を探す旅はまだまだ続きそうです。

仕事は、陶主が紅白梅蓋物の蓋ろくろびき。森本は菊形向付の下絵付と素焼の撥水剤かけです。

紅白梅蓋物ー蓋ろくろびき

そのままを受け取る

なるみ庵

お昼から、N氏が来られ来年の干支ひつじの置物をいただきました。

来年の干支、ひつじの置物

以前にじゃが芋とイカの煮物をお分けしたことがあり、その時にN氏は大根とイカを炊くと言われていた煮物を持って来てくださいました。

先日、土曜教室に来られてたYさんとお話されたことから、作品を見に公民館祭に行かれた話になりました。

「予想に反して、作品が見えてこなかった」また「自分が作っている木のおもちゃ達もこのように見えているのか」と、当惑した様子でした。

良し悪しを判断するのではなく、そのままを受け取る見方で見ないと、自分に返ってきますよと陶主が説明しますと、とても納得されていました。

仕事場では、陶主は紅白梅蓋物の道具作りと土練り。森本は菊形向付の下絵付をしました。

菊形向付の絵付

 

雪囲制作

なるみ庵

昨日、仕事場のガスが切れ、お昼前にUさんが交換に来て下さった。地車の話になり、今年はお孫さんと地車を楽しんだそうです。お孫さんとのツーショットを見せてもらいました。

それから、若い時の話になり、大盛り上がりしていると、急に口をつぐんでお帰りになりました。

何かパンドラの箱でも開きそうになったのでしょうか。

仕事は、陶主が雪囲の皿削り。森本は雪囲の絵付藁の線を入れました。

雪囲ー下絵付

秋の一日

なるみ庵

今日と明日は貝塚市山手公民館で公民館祭が開かれてます。

お昼に、陶主の指導している陶芸クラブの展示を見てきました。皆さんの力作が並んでおりました。

今年はこのフロアを陶芸だけで展示することになりました。一人二点ずつ持ち寄り、良い雰囲気に仕上がってました。

2026年公民館祭ー陶芸クラブ展示

お昼から、Yさんが土曜教室に来られ、しばらくしてO氏が来られました。熊取「北泉」のくるみ餅と焼きたてのどら焼きをいただきました。皆でくるみ餅談義になり、岸和田◯店と貝塚◯店との味記憶を辿り、北泉に軍配が上がりました。

秋に頂くくるみ餅は、どれも美味しいです。

騒いでいるところへ、N氏が雲山峰からやってこられ、可愛らしいアザミを持って来てくださいました。


先日登った雨山に、晴天の日にN氏が登ったところ、例のヤマガラがあまりに集まって来ていて趣きがないと嘆いておられました。

 

今日は月に一度のお習字の日でしたので、皆さん5時には解散しました。我々も用意をして感田神社へ。

今日も八名満員で盛況でした。

目の前で先生に書いて頂くと、思っている以上に筆を立てることが分かりました。

安達先生が伏原窯のブログを見て下さいました。このひと月、粘葉本和漢朗詠集書のお稽古をできなかったのですが、そんなこと言ってられません。

今月もお稽古に励みたいと思います。

粉引のお湯呑

なるみ庵

粉引のお湯呑みに「何か書いて」という陶主からのお題に白居易の「鶴の詩」を書きました。どういう風に仕上げるかを練っていました。

昨日はとても良いお天気で、気持ちも晴れやかでした。そのときの感覚で書いてみました。

これを陶主に見てもらうと、「全面に文字で覆われてても良いかもね」とイメージをもらいました。

さて、全面に文字を配置するならどんな詩が良いでしょうネ。

このお湯呑はこれで焼きます。

粉引湯呑みに「鶴の詩」

徒然草のその先へ

なるみ庵

今日も、快晴のお天気でした。

夏に一騒動したスズメバチの巣が、随分目立ってきました。

今年の冬は寒くないという長期予測、台風もやってくるだとか…陶主から伺いました。

寒くなったら蜂は居なくなり、留守になった巣を落とす段取りになってますが、寒くならなかったら困りますね。

お昼から、デザイナーOさん来訪。ふるさと納税返礼品に新しく作ったしおりと箸置をセットでお付けする企画で、どの様に包むかを話合いました。

伏原窯のしおりと箸置
ぶどう染の包装紙を『たとう折り』にして包みます。品良くまとまりました。

それから話は陶主の連載「徒然草」を本にする話に移りました。

連載は、今日で125段になりました。全体では243段になるそうで、折り返しを過ぎたところです。本は四冊に分けて作ることになり、第一弾を来春頃を目処に進めていくことになりました。

その後は『論語』をする予定と陶主が話すと、Oさんは「何度も読むけど、なかなか奥が深く読み切れないので、楽しみです」と、大いに期待してくださいました。

仕事は、陶主が雪囲の削り、19時前に公民館祭の展示の仕上げを見に行かれました。森本は菊形向付の割付です。

時間

なるみ庵

お世話になっている問屋様から出来上がりの問い合わせがあり、予定をお知らせするお返事を出しました。

割と余裕を持った予定を立ててはいるのですが、矢張、詰まってきます。

こういうことがあって、最近感じている『時間』について陶主と話をしました。

「歳をとると時間の進みが早くなると言われているのは、老いると若い時のように動けなくなるからと思っていましたが、実際に時間が短くなるんだなと思いました」と言うと、陶主が「そうやで」と時間の長さは変わるよと、50歳を超えたら諦めてくるよと言われてました。

確かに。どうしようもないです。

今日の仕事は、陶主が菊形向付の化粧かけ。昼から公民館の陶芸クラブの指導に出かけました。森本はカワセミ紋沓形向付の絵付けです。

カワセミ紋沓形向付ー絵付

時間

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公民館祭を前に

なるみ庵

昨日は、昼からM氏とYさんが来訪されました。Yさんの不二の壺、三保の松原に金で霞を施しました。

Yさん不二図壺

お昼に窯出しし、綺麗に仕上がっていました。皆さん公民館祭を無事に飾れそうで良かったです。

仕事は、陶主が菊形向付の削り。森本はカワセミ紋沓形向付の絵付です。

明日は、曹洞宗青年会の祖跡巡拝で興聖寺へ参ります。朝が早いので、少し早めに終わります。

先客万来

なるみ庵

朝から、連日のM氏の力作を窯出ししました。良い感じに仕上がりました。

お昼に鶏屋のHさんが来訪されました。この方はもう作品(七輪)が出来上がっており、次の作品作りの為の土を陶主に分けてもらいに来られました。

いつも何かお土産に持って来てくださり、今日は呑まなくなった陶主に酔わないビール、特別なお酢(名前失念)、ヤングコーンをいただきました。

陶主が公民館の陶芸クラブへ行き、しばらくしてから、N氏来訪。久々に葛城山へ行って来られたそうで、お水をいただきました。

リュックに6リットルの水を入れて山から来られて疲れたと言われてたのでリュックを持たせてもらいました。

手で提げると大変重いのですが、背中に背負うと身体の一部になり重さを感じませんでした。こんなリュック欲しいですね。

私は先日の小鳥の話をし、雨が降らなかったら、日曜に雨山に登る話をしました。

そんな中、携帯に電話が入り、昼のクラブのTさんから絵付を見て欲しいと要請が入りました。しばらくして、壺を持って来られました。

いつも細かな線で絵付をされるTさんですが、今回は線が少し弱く、理由を伺いますと、体調が良くなく集中が続かないとのことでした。Tさんの筆跡を活かした仕上げを試みることにします。

夕方、M氏登場。出来上がった壺をみて、ニコニコ。

お喜び頂けましたようで嬉しいです。

仕事は、陶主が菊形向付削り。森本は貝形小向付の色盛、水仙箸置の色盛です。

今日は先客万来でした。公民館祭がすぐそこまで来ています。

作品がつなぐ三十五年

なるみ庵

昨日の松図壺が焼き上がり、お昼からM氏が来られました。

絵付の続きです。松笠の濃淡を整えていきます。

松図壺の絵付け②
松笠に青が入ったことで、幹に太さが欲しくなり、茶色の洋絵の具で加筆しました。

明日の焼き上がりが楽しみです。

窯に詰めてから、M氏と楽茶碗の話になりました。

土曜日にお稽古で来られるYさんは、公民館が出来た当初からの生徒さんです。平成三年(1991年)からなので三十五年の歩みになります。

当時、陶主も三十代で、野焼きや楽焼、穴窯と様々な陶芸の面白さ、奥深さをクラブ員の皆さんと堪能されています。

そこでM氏が「Yさんの楽とか昔の作品、見てみたいなぁ」と言われました。

水間寺の脇に展示が出来るスペースがあるそうで、「そこでYさんの展示会をすれば見れるよね、手伝うし」と話が膨らんでます。

確かに今まで作られた作品の数は、群を抜いて沢山お持ちです。いい機会、またいい記念になりそうです。

松笠に青を盛る

なるみ庵

今日は公民館陶芸クラブの窯出しでした。焼き上がった松図壺を持って、M氏が来訪されました。

出してから直ぐにこちらへ来られたそうで「おにぎりを買って来た」とM氏。丁度、我々も昼食を食べはじめたところだったので、一緒に食卓を囲む。お料理もされるM氏と糠漬けや昆布の佃煮の話で盛り上がりました。

壺は良い感じに焼き上がっていました。

さぁ、上絵付です。先ず、絵の具を乳鉢ですり、壺の絵付に。

松図壺の絵付け

松笠に青(緑)の絵の具を盛っていきます。よく集中されて描かれていました。あと数回、重ね盛りが必要とお伝えして窯に入れました。

仕事は、陶主が菊形向付の削り仕上げ。私は貝形小向付の重ね盛りです。少し涼しくなって来たからか、陶主の膝に痛みが出てきたので心配です。

鶴、松の下に

なるみ庵

陶主に「このお湯呑に何か書いて」と随分前に作られた粉引きのお湯呑を渡されました。

その時、読んでいた白居易の本の中にあった『鶴』という題の五言絶句が気に入ったのでメモしてあったものを出してきて、それを描いてみようと思いました。

お湯呑に白居易『鶴』の五言絶句

 

紙に詩を書き出し、鶴の絵を描いたものを陶主に見せましたら、

「鶴は要らんな」

と言われ、やっぱり邪魔か…と思っておりました。

昼から、M氏が公民館祭に出す作品の素焼を持ってきました。

壺の内側に施釉してもらい、下絵付けを仕上げます。持ってきた図案を壺に描き、鉄絵で描き上げます。

M氏の松図壺

この壺、松の奥に先ほどの鶴が居ります。M氏に『鶴』の詩をお見せしましたら、「鶴ええなぁ」

となり、松の下に佇む鶴が入りました。

焼き上がりが楽しみです。

窯詰めー2026年9月18日

なるみ庵

今年は涼しくなるのが早かったからか、昨日から彼岸花が咲きだしました。この彼岸花、残暑が長引いても彼岸には必ず、出てきます。彼岸をお知らせする花だとつくづく思います。

今日は窯詰めをしました。8月は焚かなかったので、窯は満員御礼です。

十草飯碗、猪口、カワセミ紋沓形向付、箸置、貝形小向付が入りました。

松の図案、壺への広がり

なるみ庵

 

今日はお昼から、陶芸クラブのM氏が公民館祭に出品する作品の絵付について相談に来られました。

壺は出来上がたったそうですが、この雨でなかなか乾かず、困っておられました。

松の図案を条幅に描いて持って来てくださったのを見ますと、幅が狭いように感じたので絵付けをしたときの見え方を説明し、縦長の壺でも、奥行を出すために横に広く描くことをお薦めしました。

松図

松図壺イメージ

 

高さが60センチほどあるそうです。素焼きができたら持って来られるとのこと。

墨で良いので筆のかすれる具合や運筆を試しながら、イメージを作ってくださいとお伝えしました。

 

今日の仕事場は、窯焚きの準備に入っています。陶主に施釉してもらい、釉薬の直しです。

思いがけないお願い

なるみ庵

 

今日は写経会の日で、正法寺へ行ってきました。

写経が終わり、帰り際にご住職から「お願いしたいことがあります。少し先の話ですが、記念品作成のお願いはできますか。」とお声をかけていただきました。

陶主はりんくう病院に定期検診に行っており不在でしたので、「改めてお返事させてもらいますが、喜んでお受けすると思います」とお返事して帰りました。

仕事場に戻ると、陶主は一足早くかえられていました。先程のお話をお伝えすると、「もちろんお受けすると伝えて下さい」とのこと。早速、ご住職に連絡を入れました。

まだ決定ではないですが、良いご縁につながると嬉しいです。

今日はそれから、お返事をお待ちしていた注文が2件決まり、嬉しいことが重なる一日になりました。

公民館祭、お尻に火が付いてきました

なるみ庵

今日はお昼の陶芸クラブのTさんが、公民館祭に出品する壺の図案を持って来られました。

呉須一色で仕上げる予定にされているので、濃淡のイメージをお伝えしました。

菖蒲

花を淡く、葉を濃く、呉須の種類も変えることになりました。

公民館祭は来月なので、お尻に火が付いてきてますね。

仕事は、陶主が菊形向付の型起こし。森本は十草飯碗の呉須線ひきです。

菊形向付ー型起こし

公民館祭に向けて

なるみ庵

 

昼から、Yさんがお稽古に来られました。仁清写しの「不二の壺」の下絵付です。

2時半には、ガス屋のUさんが遊びにこられ、近況レポートを90分ほど。お話を伺っている間にも、Yさんの壺の絵付けは着々と進み、無事完成しました。

今年の公民館祭の展示はフロアを陶芸クラブだけで使えることになり、広くなった分皆さんますます力が入っています。

仕事は、陶主が宝紋猪口の削り仕上げと、青もみじ紋平向の梱包。森本は不二絵付けのお手伝いと、素焼の撥水剤かけです。

仁清写し不二図茶壺ー下絵付

残暑の工房

なるみ庵

 

山の仕事場も残暑が厳しいです。扇風機を2台、稼働してます。

今日も静かな一日でした。

仕事は、陶主がカワセミ紋沓形向付の削り仕上げ。昼から公民館陶芸クラブの指導に行かれ、16時に戻られました。19時からは夜の部の方へ出かけました。

私は青もみじ紋平向付の絵付です。あと少しです。

カワセミ紋沓形向付

蜂の巣、一件落着

なるみ庵

 

朝から、蜂の巣の件で、貝塚市の推薦業者「大阪防疫協会」のFさんに見ていただきました。とても丁寧に説明してくださり、よく分かりました。

スズメバチの巣

巣は黄スズメバチの巣で、大きさは中くらいの西瓜ほど。黄スズメバチは獰猛な種類で、危険度が高いそうです。

しかし、石垣の上の二階の軒、高い場所に位置しているため、「蜂が下に飛んで来ることはないでしょう」と教えて頂きました。

確かに、仕事場でスズメバチを見かけたことは一度もありませんでした。

駆除作業は、蜂の巣の入口から薬をいれる方法を取るそうです。今回の巣は東北の角の軒下、巣の入口は東にあります。この窓が北側にあるため、薬を入れる作業が出来ません。

Fさんは、この時期に駆除するなら「巣を落とすしかなく、それは非常に危険なので請け負えません」と言われました。

対処策として、冬になると蜂は居なくなるので、「棒などで落とすとよいでしょう」と教えて頂きました。

そして、「最近は高額をふっかける業者が横行しているので、気を付けてください」とも。

いろいろと蜂の知識を教えていただき、

勉強になりました。

 

ひとまず、一件落着です。

大川村がホットです

なるみ庵

 

伏原窯のある貝塚市大川村入口の山には、根福寺城の城跡があります。

(1543年の根来攻めによる野田山城からの改名)

城好きにはかなりレアな城趾だそうで、見学に来られた方々は、いつも意気揚々とされています。

村に入ると「殿の墓」があり、村の奥にはマタリ神、大川神社には天満宮も祀ってあります。

殿の墓

この大川神社にまつわる記録が出てきたそうで、ここ最近、大川村はその話でもちきりです。

私は行きませんが、お盆に有志で集まるそうです。

 

水の話に花が咲く

なるみ庵

 

泉大津からY氏が、ひょっこり工房を訪ねてくださいました。本業はタオル屋さんですが、波動米を作られたり、古神道を学ばれたりと、多岐にわたって活動されています。今日は、木積で波動米を育てておられる方を訪ねた帰りに立ち寄られたそうです。

吉野がお好きでよく足を運ばれるとのこと。先日、私が天川村を訪れた話をすると、話題は自然と水のことへ。大いに盛り上がり、この先さらに話が広がっていきそうな、そんな余韻を残してお帰りになりました。

仕事のほうは、陶主が貝合わせ向付の最後の一つを削り終え、その後は梱包作業。私は宝紋猪口の絵付けを進めました。

今日は、とても蒸し暑い一日でした。

宝紋猪口の絵付

伏原窯のしおり

なるみ庵

 

お昼からデザイナーOさん来訪。

水間焼伏原窯しおりの原案を持って来てくださいました。

伏原窯のしおり

元のしおりのサイズ感を残したまま四つ折りで仕上げてあります。名刺代わりにもなる優れものです。

陶主の詩をのせ、裏面には春夏秋冬の作品を配置。

伏原窯の世界観を案内する、素敵なしおりに仕上げていただきました。

 

 

土用干し

山の仕事場も30度を超すようになり、エアコンを入れました。

少し早いですが梅の土用干をしました。

ほんの少し外に出るだけで、汗が噴き出ます。

土用干

今年は赤紫蘇を頂いたので紫蘇梅にしたのですが、色ムラが大きく、例年とは少し違う表情です。毎年同じように漬けていても、少しずつ違いがあるものですね。

仕事は、陶主が貝合わせ向付の制作。森本は青もみじ紋平向の絵付です。

窯焚き前日

昼から、陶芸クラブのYさんがM氏と来訪する。M氏は陶主の作務衣を作ってくれており、採寸の為に合わせに来られた。

生地は大島。袖は少し短めで、裾はゴムを入れる予定。出来上がりが楽しみです。その後は先日作った箸置に絵付をする。

Yさんは先月からの続きの合子、形が整ってきました。

仕事場は施釉と釉薬の直しです。

明日は村の草刈りがあり、その後窯詰めの予定です。無事に進めば晩に火入れです。

施釉

普通が一番

なるみ庵

今日はお昼からデザイナーOさんとの打ち合わせでした。

伏原窯の栞がなくなってきたので新調することになっていました。

最後の1枚

昨年の一月から、Oさんに伏原窯のデザインを手掛けていただき、この一年、本当に密度の濃い時間を過ごしてきました。

今日は、改めてチーム伏原で伏原窯の流れを見つめ直し、イメージを整える打ち合わせとなりました。

 

大阪の窯元の提案について

暮らしのなかにある器

それを普通が一番という

 

Oさん曰く「ここが一番難しい、禅問答のような世界」だと。

話を積み上げ、イメージを練り、来月は二種類のリーフレットを進めることになりました。

沢山の人が関わり、少しずつ形になってきました。

六月の窯に向けて

なるみ庵

お昼から陶芸クラブの方が、梱包に使う新聞紙を持って来てくださいました。

最近は古紙回収の影響で新聞紙も品薄になっているそうです。「少ししかないけど」と分けてくださり、とても助かりました。

仕事は陶主が貝形小向付の手捻りの続き、私は秋草紋沓形深鉢の重ね盛りと菊形向付の割付です。
青もみじの絵付けもまだ残っていますが、六月の窯焚きに向けて少しずつ準備を進めています。

菊形向付の素焼

仕事を終え、車に乗るのに外へ出たら蛍が飛んでいました。

蛍飛ぶ
静かな余韻の
帰り道

今、分かった

なるみ庵

今日は静かな一日でした。

陶主は貝形小向付の手捻り、私は秋草沓形深鉢の絵付です。

秋草紋沓形深鉢

仕事がのってくる夕方、小さな蛤を作りながら陶主がおもむろに

「今、分かった。没入没我、

小さな発見の繰り返しに面白さがある」と。

貝形小向付

本当に今わかったと云うのである。これは素直に受け取っていいのか、何かその後ろに意味があるのか。

また、焼き物の形がなっていくのは一瞬であるとも。

素人さんは、この一瞬を掴めない。

ここが、玄人の技の見せどころである。

陶主は貝屋さんが出来るくらいの蛤を作る予定である。

蛤と貝形小向付

ねかせます

なるみ庵

今日は先日焼けた器を取りに、堺から料理人のFさんが来られた。

高速に乗ると昼間でも一時間かからないそうです。

陶主もかなりのお話好きですが、Fさんもなかなかです。今日も楽しいお話になりました。

出汁をとる昆布は寝かすそうで、しかも湿度が高いほうが良いとか、ウナギの焼き方の秘訣など。伺っても真似できない話ばかりですが、とてもレアな話題でした。

和んできて器の話に入ります。料理人さんの実際に使って、「こういうものが欲しい」という、明確なイメージを伺うのが醍醐味です。未来の話はとても楽しい。

四時に来られて、八時まで瞬く間に時間が過ぎて行きました。

お土産に梅の甘露煮をいただきました。

梅の爽やかさと上品な甘さが記憶に残る美味しさでした。お砂糖と水だけなのだそうです。脱帽です。

青梅の甘露煮

治療中のO氏の快復祝いに、Fさんのお店に行くお約束をしておかえりになられた。

情報量が多いので今日はここまで、ねかせます。

 

仕事場の一日

なるみ庵

今日の仕事場は、昼からいつものYさんがお稽古に来られて合子(ごうす-蓋を合わせる容れ物)の土盛。

しばらくしてデザイナーさんが来られた。例の社長さんにお願いされた桜紋四寸皿のパッケージについて、また今後の伏原窯の展開についてのお話。

ひとつだけ、先方で15日にお渡しする日となっており、なんとか間に合わせるのに色々と案を出した。皆で考えた甲斐あって、箱屋さんのお力添えもいただき、無事に話はまとまった。

デザイナーさんと入れ替わりに、田植えを終えたM氏が「サンダー貸して」と藁切り機を持ってきた。仕事を終えてやって来ていることもあって上機嫌だった。

明日は楽しみにしていた、観音平の紅花山芍薬の日です。が、天気予報は厳しい。

陶主とM氏が「明日は朝から雨や」と大きな声で話している声が聞こえる。

そんなことは、知っている。

なんとか小雨で済めば良いなと思う。

猫の手も借りたい

なるみ庵

昨日、民謡の先生から梅をいただいた。

今年は7キロ。毎年、「もう梅の季節になったか」と思う。

大きな特Aが1キロ、小ぶり梅干用が3キロ、梅酒用が3キロ。

先生はバリバリのA型で仕分けが素晴らしい。

昼食後に陶主と梅干の作業をする予定でいたら、丁度N氏が、日曜の観音平登山の件で来られた。

猫の手も借りたい状況、手を貸していただいた。

洗った梅の水分を拭き取る作業は結構手間で、N氏のお陰で大変助かりました。

終わってからお茶をして、「また金曜日に最終判断しましょう」と言って帰られた。

残りの梅は、梅酒と梅シロップにしようと思います。因みにたぁはずっとウロウロして邪魔をしてくれました。