ふるさと返礼品

暑さもますます厳しいですが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

今日は貝塚市ふるさと返礼品についてのお知らせです。

2017年度は、ラインナップにお湯呑みが2種加わりました。

人気の絵替わり飯茶碗とお揃いでお使い頂ける、絵替わり湯呑み。

乾山の向付をお湯呑みにした、四君子湯呑み。

絵付け師がひとつひとつ蘭や柳、山水、梅、竹の絵を描いています。

どちらも5客セットのご用意です。

 

詳細はこちらからご覧下さい。

ふるさとチョイスー貝塚市ー陶器

https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/27208

 

 

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焼き上げ作品2017年5月

杜若紋4寸皿

y201705.jpg青もみじ紋大鉢

201769162611.jpg十草紋汲み出し

201769162628.jpgすずめ紋蓋向付

201769162650.jpg十草紋めし碗

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めし碗雑記8

 

還元焼成を説明するのですが、

一般に窯焚きをして温度を上げていくと、火前は還元状態になり、

煙道部の火が逃げていく辺りは酸化状態になっています。

 

私はよくろうそくの炎で説明するのですが、

炎には青色の部分、黄色の部分、赤色の部分があり、

順に還元炎、中性炎、一番外側で空気酸素に触れている部分は酸化炎と区別されています。

直炎式の窯はこの炎を横に倒した状態だと思えば、理解してもらえると思います。

 

この還元炎を意識的に利用し焼き上げていく方法が、還元焼成といいます。

 

この方法では、窯がある温度帯になった時に炉圧を上げる様にして

還元炎を窯一杯にして焼き上げます。

 

煙突から黒い煙がもくもく出て、時には炎まで出る様な状態で焼き上げていきます。

昔の窯業地によくあった風景です。

 

 

2017.5.26

 

 

 

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めし碗雑記6

 

陶土が決まれば、次に窯の事を考えます。

今頃の窯は電気窯やガス窯などが主流ですが、

作家さんなどは薪を使う古風な焼き物を作る人も少なくはありません。

 

また一昔前の窯材と今の材料でも大きな違いがあり、耐火煉瓦の違いひとつで同じ陶土、

釉を使っていても全く違った焼き物が産まれると云う具合です。

 

私共の工房には大小合わせて5つの窯が有ります。

今回使用する窯は灯油窯、直炎式で耐火煉瓦使用、内寸法30センチ35センチの棚板1枚分の誠に小さな窯です。

火前、火裏、天、地の窯の変化は結構大きく出てきます。その窯をあえて選び、商品化していこうとしています。

陶土の性質を焼き込みながら内から出してくるには、どうしても昔の耐火煉瓦が必要と考えました。

 

灯油にこだわっているのにも意味が有ります。

ガス窯の1番の欠点はガスの炎に硫化ガスが含まれることで、釉薬にこのガスが当たる事であまりいい効果が産まれません。

ガス窯の釉調がどうしても人に冷たく感じさせるのはこの為で、薪の炎のような人温かい釉調を作るには私は今では灯油が一番手頃で扱い易いと考えています。

 

 

2017.5.19

 

 

 

 

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水間焼の昔の器です。

あもや南春日さんの揚げまんじゅうと一緒に。

 

 

 

めし碗雑記5

 

陶土に出会う、

その人の縁として、土に出会う。

 

陶土には色々な性質が備わっているがその素材を活かす事に専念することにする。

陶土はまた、自らのイメージを持っている。

そのイメージを活かす工夫が、陶土たらしめる。

 

昔の陶工は、或は土を求めて住居を移動させたものである。

近頃はそのような事はしないが、陶工が土を手にする出会いの本質は変わらない。

 

今回私は6種類の陶土を用意しました。精製された土、山から掘り出したような顔をした土、調合された土など。

 

イメージは自然の風景が匂う器、野生感のある土味が器に形作られているというコンセプト。

若い人達の日常に入っていける器という事で焼いてみたいと考えています。

 

土の質によってデザインも変わる。窯は灯油窯、還元焼成。

大変小さな窯なのでひとつの窯の中で場所によって炎の届き方が変わり、その違いも個性として取り入れられるような、土味の効いた器を目指していきたいと思っています。

 

 

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2017.5.16

 

 

 

めし碗雑記4

 

陶土との出会い

 

土選びをする。

焼き物屋が土と云う場合、いわゆる陶土の事です。

陶土とは、焼き物に適した性質を備えているという事です。

自然の土は色々な性質を持っていますが、その中で焼き物に適した土は粘性、耐火性の2つの重要な要素を必要とします。

私達が自分達の想う焼き物を創造したいと考える時、最初に陶土の選択が必要になります。

ああいう器を作りたい、こういう器にしていくにはそれを表現するに値する陶土に出会わなければ事は始まりません。

 

2017.5.12

 

 

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めし碗雑記3

 

裏山から梟の鳴く声が聞こえる。ホッホ ホッホ。二拍置いてホッホ。

若い雄の様だ。少し高い声で、若々しく力強い。仕事を終え外に出るのが楽しみ。今日も聞こえる。春の求愛だろう。

五月になれば樫、クヌギ、シイなどいわゆる照葉樹林の多い山々に囲まれているので、あの独特の匂いが漂う。

新しい焼き物、器を創ろうと思っている。若者向けの食器を作る。スタッフと話し込みながら、土選び、窯選びをして次の世代に繋がる仕事をしようと考えている。

 

2017.5.9

 

 

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杜若紋4寸皿ー絵付け

仕事は十草紋くみ出しの削り仕上げです。絵付けは杜若紋4寸皿の色盛りです。


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めし碗雑記2

 

引き続き、「御飯茶碗孝」ですが、私が未だ修業時代  学生だった頃によく

めし碗の原形は井戸茶碗と云われ、めし碗も茶碗を作るように、作りなさいと助言されました。

なるほど、あの大井戸茶碗は朝鮮のめし碗か!とうなづいた思いですが、今は大いに疑問を持っています。

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まぁ、それはともかく井戸茶碗を含め高麗茶碗には多くの勉強するロクロ技があります。先ずご飯茶碗は、

飯を盛り、手に持ち、箸を入れ、また茶碗に口を触れさせるなど、身体を接触する場面の多い器です。

それ故、機能的に制約が多くあり、又その人々の好みがあらゆる場面で反映される何々気むずかしい器です。

私にとっては職人として最も作るに値する器であり、また多くの人に愛されるめし碗を作る事に誇りを感じるものです。

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2017.5.5

 

 

杜若紋4寸皿ー割付

仕事は十草紋くみ出しのろくろ制作です。絵付けは杜若紋4寸皿の割付です。


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