陶主日記

線の造形
伏原窯の仕事は、
土で線を描くことだと思っています。
轆轤の仕事は、
ただ形を作ることではありません。
見込みから胴へ、
そして口へと。
その一本の線で、
器の姿は決まります。
線は毛糸を張るようなもの。
ぴんと張るのか、
少し緩めるのか。
その張り具合で
器の表情は大きく変わります。
伏原窯は、
その線の造形を
静かに続けています。