還元焼成を説明するのですが、
一般に窯焚きをして温度を上げていくと、火前は還元状態になり、
煙道部の火が逃げていく辺りは酸化状態になっています。
私はよくろうそくの炎で説明するのですが、
炎には青色の部分、黄色の部分、赤色の部分があり、
順に還元炎、中性炎、一番外側で空気酸素に触れている部分は酸化炎と区別されています。
直炎式の窯はこの炎を横に倒した状態だと思えば、理解してもらえると思います。
この還元炎を意識的に利用し焼き上げていく方法が、還元焼成といいます。
この方法では、窯がある温度帯になった時に炉圧を上げる様にして
還元炎を窯一杯にして焼き上げます。
煙突から黒い煙がもくもく出て、時には炎まで出る様な状態で焼き上げていきます。
昔の窯業地によくあった風景です。
2017.5.26






昨日に続きの百合型向付削り仕上げに手間取っています。他の用事に今日は時間を取られて半分も数が進みませんでした。昨日も3個、今日も3個。ふー。時間が欲しいですね。一日に集中していられる時間が取れないのが不満です。そんな事言ってられないので時間割を見直して頑張ります。
お早うございます。
お早うございます。
おはようございます。昨日は工房もかなり冷え込み始動するのにストーブを4台も点けなければならい状態でした。


