めし碗雑記2

 

引き続き、「御飯茶碗孝」ですが、私が未だ修業時代  学生だった頃によく

めし碗の原形は井戸茶碗と云われ、めし碗も茶碗を作るように、作りなさいと助言されました。

なるほど、あの大井戸茶碗は朝鮮のめし碗か!とうなづいた思いですが、今は大いに疑問を持っています。

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まぁ、それはともかく井戸茶碗を含め高麗茶碗には多くの勉強するロクロ技があります。先ずご飯茶碗は、

飯を盛り、手に持ち、箸を入れ、また茶碗に口を触れさせるなど、身体を接触する場面の多い器です。

それ故、機能的に制約が多くあり、又その人々の好みがあらゆる場面で反映される何々気むずかしい器です。

私にとっては職人として最も作るに値する器であり、また多くの人に愛されるめし碗を作る事に誇りを感じるものです。

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2017.5.5

 

 

杜若紋4寸皿ー割付

仕事は十草紋くみ出しのろくろ制作です。絵付けは杜若紋4寸皿の割付です。


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十草紋くみだしーろくろ制作

仕事は十草紋小飯碗を引き終え、十草文くみ出しの制作に入りました。絵付けは青もみじ紋平鉢の色盛りです。長いロードでしたが20客書き終わりました!


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めし碗雑記1

 

「ごはん茶碗を作る。」 

食器を作る者としては、一番大事な仕事です。

毎日、三度三度、昔はごはん茶碗に飯を盛って食べていました。

 

今は少し事情は変わってきましたが、用途としては、最も手の馴染みにうるさい器です。

それではいったい、日本人が器に飯を盛って食べだしたのは、どのくらい前でしょうか。

 

テレビや映画などで江戸初期の庶民の食事風景が出て来ますが、

「いやいや!その頃はその器、焼けてないでしょう」とツッコミを入れてしまうのも、

一種の職業病でしょうか。

 

この度飯碗をシリーズで数量限定で提供していくにあたり、密かに自分自身に対して「ザ めし碗」とタイトルを入れて初心に帰り勢い込んでいます。

最初のごはん茶碗は、今までの人気乾山図シリーズを飯碗に写してみました。

日々お使いになる器ですので、手取りの軽さ、又高級感に気を遣って作陶して居ります。

一汁一菜、めし碗ひとつとお椀、最高の贅沢

 

2017.5.2 (火)

 

 

 

 

 

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陶主 伏原博之

(蓋物の水引きの様子)

青もみじ紋平鉢ー色盛り

仕事は結び香合の形だしです。昼から陶主単身で竹雀紋蓋向付を工芸店ようびに納品に行きました。絵付けは青もみじ紋平鉢の色盛りです。

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オンライン販売ご利用の皆さまへ ご購入の前にお読みください。

< オンラインショップの注意点 >

伏原窯では器に天然の釉薬・絵の具を使用し、ひとつひとつ手づくりで製作しております。

ひとつひとつ個体差があり、焼き具合によって色の濃さや釉調が変化し、写真のものとは多少の違いが見られる

場合がございます。また、商品写真はできるかぎり実物に近づけて表示するよう努めておりますが、閲覧環境に

よって見え方が変わる場合がございます。

 

< 陶器の性質・取り扱いについて >

・やきものは年月が経つにつれ器表面の釉薬が再酸化し、しっとりと潤いのある表情に変化していきます。

特に、表面ガラス質部分がきめ細かくひび割れた様を貫乳(貫入)といいます。

これは京焼の特徴である現象で、表面の釉薬と本体にあたる陶土の収縮率の違いによるもで、使い込むほどに、

器がやわらかな風合いに変化していきます。

古くは江戸期から続く京焼は、その繊細な造りのため貫乳の無いものに比べてお茶や料理のシブが入りやすく、

一般に使用後の乾燥がわるいとよごれ(カビ等)が生じることがあり、取り扱いに注意が必要とされています。

当窯では1230度以上の高温で焼成しておりますのでよごれは発生しにくくなっていますが、

長時間使わない場合は、よく乾かしてから保管してください。

 

・当窯では*上絵付けを施した器 に京焼本来の発色を可能にするため、古来よりの原料である鉛を含んだ絵の具を

使用しております。そのため上絵を施した器・またはその箇所は耐酸性が弱く、酢の物や梅干しなどの酢を含んだ

食材を長時間放置すると成分が溶け出すことがあります。正しく使う上で心配はございませんが、

上絵の有無にかかわらず、6時間以上など長時間の使用は避け、使用後はすぐに洗ってください。

*上絵付けを施した器  商品名に「色絵」と入っている商品または商品説明に上絵と表記してある商品

 

鉛成分を含む上絵の具を使用した場合、酢を24時間など長時間入れて成分を溶けださせ繰り返しその食材

を摂取するなどの誤った使い方をすると身体に影響を及ぼす可能性があるといわれ、そのため使用を避ける方もいます。 

当窯では、京焼ならではの美しい色合いを出すため、自然の素材を使った伝統的な手法で器を製作しております。

お客様に正しくお使いいただくことを前提に、心を込めて器をお届けしております。

何卒ご理解の上、ご愛陶いただきますようお願い申し上げます。

 

・また当窯では、すべての釉薬に天然灰を使用しております。焼きの具合によりまれに気泡が残る場合が

ありますが、やきものの特質のひとつとご理解ください。

 

 

 

青もみじ紋平鉢ー絵付け

仕事は瓔珞紋各小皿を削り終え、結び紋香合の形だしに入りました。絵付けは青もみじ紋平鉢の色盛りです。

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焼き上げ作品2017年4月

青もみじ平向付

y201704.jpg根松紋からわけ盃

2017429115422.jpg紫陽花紋小皿

2017429115438.jpg雪笹向付

2017429115454.jpg乾山百合紋平向付

2017429115513.jpg十草紋飯碗

2017429115529.jpg交趾土器皿(黄・青・紫)

2017429115543.jpg青もみじ大鉢

2017429115557.jpg銀杏紋小皿

2017429115612.jpg青もみじ平鉢

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青もみじ紋平鉢ー絵付け

仕事は瓔珞紋各小皿の削り仕上げです。絵付けは青もみじ紋平鉢のもみじ葉脈描きです。


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