乾山陶器のベースはこれで

乾山陶器のベースはこれで

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こんばんは。今日は一日冷たい雨が降っていました。咲きかけている桜も縮こまって、寒そうに震えているようでした。どこかかわいく健気にも思えて来ます。

一昨日焼きなおした乾山土器皿は、輪郭がしっかりと現れ、コロコロした雰囲気が面白く焼き上がりました。今日は雨の中、梅田にある工芸店ようびに品物を納めに行きました。「ずいぶん久しぶりな様に思えるのですが。」と店主真木さんに言われてしまいました。「乾山陶器の釉薬の試行錯誤に手間取っていまして。」と言い訳しています。

釉薬のテストはかれこれ十種類くらいしてみました。いつものことですが、必要なものはとっくに手に入っていて、ただそのことを確かめるためにテストを繰り返しているように感じています。最初からど真ん中なものを手に入れていても、本人は分からないものなのです。自信がないのですね。自信が出来るまで、テストをするのですね。

ようやく何点か絞り込んで今日は見せることが出来ました。私が一番に推す釉薬がすんなりと決まりました。私どもで古くから使っている釉薬です。不思議を感じます。もう25年近く使っているものが、この仕事にもまた使うことが出来るということに縁を感じます。

「この灰はなんなの?」と聞かれますが、私もなになにとはっきり言えないもののようです。偶然ある業者で手に入れた内容のはっきりしない灰なのですが、なかなか重宝しています。またこの灰を使って今度は乾山陶器オリジナルを調合していきたいと思います。

今回は白化粧も少し変えてみました。一般的に使う蛙目土の代わりに白絵土というものを使っています。以前より白さが増した様にも思います。もう少し手を加えてみたいと思うのです。乾山陶器の土台になるものが大体そろって来ました。いよいよ専念して行ける状態になりました。今日もたくさんの注文と研究材料を貰って帰って来ました。

あれもこれもやってみたいことが実現しそうで、うれしくなっています。明日から頑張りましょう。

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