寸法にやかましく

寸法にやかましく

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こんばんは。とうとう7月も終わりました。どうもこのまま梅雨の状態が続きそうですね。八月になって夏の空を見たいものですが、そんな事を言っているとすぐにお盆になってしまいます。季節の感が狂うと体調もおかしくなってしまいます。閉塞感を持ったまま、総選挙に突入しそうですね。何か総崩れの様相を呈していますが、さてどうでしょうか。

工房はすたっふMさんが来て乾山芙蓉紋の型原形を作り直しています。また新しく菊紋の型を作って秋の二ユーバージョンに加えていく予定です。乾山の変形型の向こう付けは独特のデザインで今までにない陶芸史上画期的な食器です。

昨年からの課題です。乾山陶器に移行していくのですが、いままでやってきた古清水や仁清とはだいぶ趣が違っています。どこがどう違うのかと言えば色々な言葉でそれは言えるのでしょうが、本当のところは作った者以外なかなか表しにくいところです。仁清とは全く違っていて、当時の懐石料理に精通して初めてこのような独創的な器が出来るのだと感心しています。食器は寸法が一番やかましく言われます。当時の懐石盆と今の盆は大きさが違っています。当時の寸法で作っていいものや、また小さくする方がいいものがあります。その感覚はようび店主真木さんが一番だと感じます。

よく1ミリの誤差を指摘されますが、その違いを轆轤挽き出来るようになると、その寸法が一番きれいだと感じ入ってしまいます。かなり鍛えられています。古清水はすべてかなり薄く轆轤が挽かれていますが、乾山陶器は色々なバリエーションを持っています。一つ一つ趣の違う轆轤や型作りは相当熟練がいると思います。

今回も一つの作品に十分時間と手間をかけていくことだと思います。もう八月、秋はそこまでやってきています。
季節に追われながら工房は進んでいきます。

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