乾山写し「色絵草花文鉋目皿」 てびねり、紫陽花角皿絵付け

今日は、ここのとこ調子の悪いラッキー君を病院に連れて行きました。いろいろな検査をしましたが原因はわからずで心配です。仕事は引き続き、陶主は乾山写し「色絵草花文鉋目皿」のてびねりです、私は紫陽花角皿絵付けの表面を仕上げました。明日ひとまず焼きます。


伏原窯日記23年5月11日伏原窯日記23年5月11日

製作工程について

はじめに土をつくる

DSC_0143.jpg「一、土。二、窯。三、細工。」と云われています。
焼き物作りで一番重要で根幹をなすのが、土です。
焼き物で使われる土はいったいどの様な「土」なのでしょうか?興味の湧くテーマです。

彼の乾山にして「地球上の土石に於いて焼き物に使えぬものはなし。」とまで言わしめています。

私もその通りだなあ、と思いますが、もう少しテーマを絞って考えると、焼き物の土には二つの大きな要素が必要です。一つは可塑性、適度の粘性がある。もうひとつは耐火性、どの位の火に耐えられるか。土には色々な性質があります。

がさがさと砂の多く混じったもの、粘度分が多く乾燥時に歪みや切れが生じ易いもの、土の数だけ焼き物がある、と言えるかもしれませんね。

土の性質を知り、土を活かし土が持つ造形を引き出せたら、素直で自然な喜びのある器が出来るでしょう。


窯

d-14.jpg近頃は色々窯もありますが、私は灯油窯を使用しています。
薪窯には薪窯の、また電気窯は電気窯の焼き物が在ります。いろいろな焼き物があって面白いと思います。

自分のイメージするのもが最大に表現されれば云うこと無いのですが、自分の環境に合う窯となると色んな制約が有ることです。

しかしいつの時代も同じようにイメージと制約のギャップが製作を押し進めるのであり、この時代の焼き物も同じことが云えるのだと思います。

では何故灯油窯なのか。それは、ガスや電気窯では表現しにくい、「柚子肌」云う釉調が生まれ易いからです。

これは読んで字の如く釉の表面が柚子の肌の様な光たくをなし、それ故、目に優しく手触りも良い釉調と云う事です。

食器はいつまでも飽きのこない物で在りたいと思うからです。


轆轤(ろくろ)

d-19.jpg水挽きともいいます。最近ようやくこの意味が判るようなりました。
これを伝えてみたいと思うのですが、まだ、言葉が見つかりません。さて、轆轤は私にとって大変重要なファクターです。

三十年色々な土で色々な物を挽いてきましたが、限りなく奥深く、また楽しく、時間を超越した様な空間を与えてくれます。

十分水を含んで良く菊揉みされた土を轆轤に載せる。土に含ませる水加減が大変重要なのです。両手に水を付け轆轤を静かに回転させる事で、まるで土が解けていくように私の思いが形になっていくのは、妙味の限りです。

水挽きには呼吸の「間」いうものがあり、その「間」を使う事でこころを土に伝えている様に思います。


釉(うわぐすり)

d-7.jpg私共の釉は全て天然木灰で作っています。

木灰の種類も多く、松、欅、樫、藁、など色々と使います。灰の性質も色々で混ぜる石によって沢山の美しい釉ができます。
たとえば松灰は鉄分が多いので青磁に使い、藁灰は乳濁釉というように。

また釉は土や焼き方で色々と変化します。窯変という言葉がある様に窯の雰囲気で変化する釉は大変魅力の有るものです。

願泉寺シアター2011 ぼくはん能「羽衣」

落款法要も終わり、長くお休みしていました願泉寺シアターが開催されました。私が願泉寺に入ったのは、ここで2003年に「初代院主卜半斎了珍(ぼくはんさいりょうちん)没後400年記念ー書と陶の展示」をしたのが最後でした。

中には大きな扉で阿弥陀如来様が安置されており、今回のお能が始まる前に風を通すためか扉が開かれました。
お堂の中は綺麗になっており、金箔も張り替えられたのでしょうか、暗いお堂が眩しささえ感じました。
中央の能舞台を囲みお座布団が敷き詰められたお堂で、重要無形文化財の

乾山写し「色絵草花文鉋目皿」 てびねり、紫陽花角皿絵付け

陶主は乾山写し「色絵草花文鉋目皿」の削り仕上げです。私は色絵紫陽花文角皿の絵付けの続きです。今日はミツバチ育ての師匠が工房へ遊びに来られました。2個目の箱の設置を指示してもらい、面白いお話をいろいろ聞かせてもらいました。


伏原窯日記23年5月9日伏原窯日記23年5月9日

乾山写し「色絵草花文鉋目皿」 手びねり、紫陽花角皿絵付け

続きの仕事です。陶主は朝から出来上がった乾山写し「色絵草花文鉋目皿」に化粧をかけて仕上げ、天日で干して乾かしました。その後手びねりの続きです。土台にしっかりと土を付けることで立ち上がりのカーブを出していくそうです。私は紫陽花文角皿の絵付けです。一枚一枚花びら(がくですが。。。)を描いていきます。


伏原窯日記23年5月7日伏原窯日記23年5月7日

乾山写し「色絵草花文鉋目皿」 てびねり、乾山写し雲菊紋銚子絵付け

陶主は乾山写し「色絵草花文鉋目皿」のてびねりの続きです。少しづつ完成させて化粧をかけて仕上げます、私は乾山写し雲菊紋銚子の絵付けです。前面に唐草文を残して赤を入れていきます。


伏原窯日記23年5月4日伏原窯日記23年5月4日伏原窯日記23年5月4日

乾山写し「色絵草花文鉋目皿」 制作、乾山写し梅文湯呑化粧かけ

仕事は昨日に引き続き、乾山写し「色絵草花文鉋目皿」の制作です、私は乾山写し紅白梅文の化粧かけを終え白梅文に入りました。テストで送った梅文の湯呑みが工芸店に届き、図案変更が少し入りました。急ぎでお見本を上げることになりました。


伏原窯日記23年4月30日伏原窯日記23年4月30日

絵付けイメージサンプル

梅   牡丹
梅   牡丹
梅の花は新春からお使いいただけます。こちらはベーシックな京焼カラーで描いた梅でございます。他にも紅白梅や松竹梅のデザインも素敵ですね。   牡丹の花はとても華やかで季節以外にも晴れの日や、大切なお客様へのおもてなしにもいいですね。
桜   杜若
桜   杜若
春を彩る桜の花。古清水では梅や菊のデザインは多いのですが桜は少なく、その中から桜に松や、桜に笹の組み合わせがあります。   写真の杜若は緒方光琳の屏風からイメージをもらいました。金使いで華やかさを出しています。
立葵   桔梗
立葵   桔梗
夏の暑さが増してくる頃、まっすぐに伸びた立ち葵。夏を感じる素敵な花ですね。他にも朝顔や瓢箪などもいいですね。   桔梗の花を青で描きます。秋草の一つとして添えるのもいいですし、桔梗だけを描いてもかわいらしいですね。
萩   なでしこ
萩   なでしこ
秋になると赤や白の萩の花がいっぱいに咲いていますね。秋草と組み合わせて描くことで萩の花が引き立ちます。   写真のものは正面からのデザインです。横から風になびいている風情もいいですね。
菊   花唐草
菊   花唐草
古清水では菊をモチーフにしたものがたくさんあります。花だけを丸く散らしたものや、菊と萩を描いたもの。品格のある落ち着いた絵柄になりすね。   小さな赤い花に青い唐草、水間焼の小紋柄の定番です!女性に大人気の絵柄となってます。
菊唐草   毬紋
菊唐草   毬紋
明るい緑が華やかな菊唐草。食卓が明るくなりますね。   毬つなぎの紋は3月の節句の飾り物にもできます。小紋柄の一つです。
七宝紋    扇子散し
七宝紋   扇子散し
かなりインパクトがありますが、派手すぎないのでお香合などのお道具に向いてますね。   たくさんの扇子を散らして粋な感じに仕上げます。
宝尽くし    
宝尽くし    
笠、打ち出の小づち、浦鏡、巻きや、隠れ蓑。たくさんの宝を描いていきます。    

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オーダーメイド価格表

価格について

こちらに表記しました価格は大まかな目安です。制作にあたっては大きさや絵柄によって作業工程が変わります。オーダーをお考えのお客様はお気軽にお問い合わせくださいませ。お問い合わせで多いのは茶道具類や、過去に水間焼伏原窯が制作したもので在庫がないものの追加制作の依頼など、多岐にわたります。食器の追加制作はお時間を頂きますが、できるかぎりお応えしたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

→お問い合わせはこちらから

 

 

オーダーメイドご注文に関するご案内

ご利用になるお客様と、陶主伏原との一つづつの制作であり、当方としましては最善を尽くし制作致します。納得するものができるまでは納品致しません、また当方で点検の上お送りしております。制作に入ってからのキャンセル、また返品や交換などは原則として致しません。万が一、返品されます場合には諸費用※を差し引いてのご返金になります。予めご了承の上でご注文くださいませ。

※差し引かせて頂く諸費用
・制作手数料としまして価格の半分を頂きます。
・ご返送される送料
・ご指定先への振込手数料を頂きます。宜しくお願い致します。

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オーダーの実例

Aさんのケース

料理がお好きなAさんは盛るお皿で料理が変わることをご存じで、いろいろと食器をお探しでした。工芸店様で水間焼伏原窯を知り、来店して下さいました。陶主との器の話が弾み、Aさんはオーダーメイドに興味を示して下さり、注文に至りました。ご注文は、Aさんが昔から好きだった撫子紋をテーマにしたお湯のみと、前から欲しかったという杜若紋のお皿、この2点を「絵付けオーダー」して下さいました。

 

8月17日 工房へ来訪。Aさんのお好みを聞き、ご希望の器の選定をして頂きました。
8月23日

イメージスケッチイメージスケッチを送信。ご希望やご不明な点をお聞きしました。
この時に簡単なお見積もりの提示をさせて頂きました。

同日、早々のお返事を頂き、イメージの了承を頂きました。

8月26日 正式な見積もりのメール送信。見積金額、振込先案内の提示をさせて頂きました。
8月28日 制作過程制作過程制作過程のメール送信。作業工程の簡単な説明と写真をお送りしました。
8月31日 完成写真完成作品メール送信。完成した作品をいち早く見て頂きまました。
9月1日 発送。きちんと梱包し、Aさんのもとへ発送しました。完成写真

 

*今回のケースは早いめの仕上がりですが、都合により多少の予定の変更がございます。予めご了承くださいませ。

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オーダーの実例

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