こんばんは。今日から寒さも平年並みになって来ました。ここ何日間暖かかったせいで、今日の工房は冷えが堪えます。新しいリズムでの生活が始まりました。朝、実家に顔を出し両親のご機嫌伺いして、二人朝食を済ませるのを見てから工房に戻って来ます。私もどこか安心するので、父も同じ思いなのでしょう、今日は朝食が進みました。11時に工房に帰ってこられるので、午前中は準備に回し、午後からしっかりと仕事に入れます。当分このペースでどの位出来るか試してみます。
今日は年末に出来なかった庭木の枝はらいをしました。仕事にかかる前は何か身体を動かすようにしています。溝掃除であったり、枝打ちであったり、また焚き木をして落ち葉の掃除であったり。要はどこかスッキリとなれば気分が高揚して、テンションが上がってくるのです。こういう仕事ならここは事欠かないので、長靴をはき一輪車を押し掃除をすることは、自分にとって精神衛生に最もいいのです。
お正月実家にいると身体が鈍るので、かなり距離を歩きました。しかしどうもいつのも様な高揚感がなく、心は晴れなかった。ただ身体がくたびれたという思いでした。やはり自然はすごいですねえ。工房の周辺を一時間も歩けば、心地よい疲労感と気持ちの開放感を得ることが出来ます。一日の仕事のイメージもすっかり出来上がり、どことなく確信に満ちた世界を味わうことが出来ます。自分にとって改めて環境の良さを思いました。
この様に環境が少し変わるだけ色々な事が発見されてきます。工房の自然が自分の身体とひとつになっていることを思います。庭にたくさんの水仙が咲いていました。隣に山茶花も咲き誇っています。侘び介が小さく白い花を付けています。春に備えてサクラソウの上に藁を敷きました。
心が喜んでいます。自然とひとつになった心があります。何処に境界が有るというのでしょうか。楽しい自由を感じるひと時です。


桂離宮は誰もが知る日本文化の代表格です。庭園、お茶屋、書院からなるその全ては、月の桂と呼ばれ、月の名所であるここに最高の月を愛でるための装置を作った、とされています。柱一つ、襖のデザイン、違い棚の工夫、細かな細工の工芸品。庭に点在する置き石の数々。池に船を浮かべ歌を詠む。八条の宮家 智仁(とししと)親王(1579-1629)と続く智忠(としただ)親王(1619-62)が創設されました。御水尾上皇の桂御幸に際して各書院の増築が施され、現在の古書院、中書院、楽器の間、新御殿と雁行する書院群はこの時以来のものです。上皇の御幸に際しては特別な思いれが有ったように思われます。

色んな事があって、たとえマイナスなことだらけでも、やはりこの一年を生きたということは誰もが尊い経験だと思います。作家の五木寛之さんが何年か前にラジオで、リスナーに相談をされていた話です。その若者の相談に「今の時代、ただ生きていくというだけで大変なことです。それ以上の事をされなくても、生きているというだけで十分意味があります。大丈夫です。」そんなお話だったと思います。深く聞きいっていました。
民芸運動の代表的作家、河合寛次郎先生の詩です。
こんばんは。昨夜から続いていました窯焚きも無事午後5時に終了いたしました。これで今年の最後の窯で、明日は工房も御休みにして、29日月曜日に生徒さん達が午後から集まって、窯を出す予定です。年始に仕事が入って来たの、今日の内に片付け出来るところはサッサッと、体裁よくあまり深追いしない程度の片付けで今年は終わりにします。と言っても工房はかなり広いので、やり出したら恐ろしく手間が入ってしまいます。



この様な小物でも、仁清陶器はどの様に作ったのだろうかと深く考えさせられる作品が多く有ります。一つの作品に仁清は一ひねりも二ひねりもしてくるので、単純にかかって行くと大きな落とし穴があります。これは古清水も言えることですし、乾山にも言えることです。他の窯業地にはあまり見られない独特の仕掛けが色々と施されています。やはり都の持つニュアンスの複雑さ、掛け言葉などで飛躍させるイメージなど、一筋縄ではない、手の込んだ仕掛けが散りばめられています。

振り返れば今までに色々な窯を焼いて来ました。鉄砲窯、登り窯、瓦斯窯、電気窯、灯油窯、穴窯、等々。色々な窯で色々な火を体験してきました。そこで数々の作品を見て来ました。その経験が今生かされています。一目見ればどの様な土でどのように焼いたか、かなり誤差がないくらい分かる様になりました。
乾山はあまり雑器を作った形跡はありませんが、それはなんせ莫大な財産を受け継いだのですからその必要性がなかったのでしょう、仁清は色々と雑器を作っています。後世に残る茶壺や茶入れ、抹茶碗に香合、水差しなどは公家、大名、寺社からの注文品で、普段は雑器に属するような器を作っていたと思われます。
こんばんは。工房は昨日の窯が午後4時の段階で160度まで温度が


菊薫る秋にふさわしい好日が続きそうな三連休です。文化の日を迎え各地で催しものが行われています。ここ貝塚も市民文化祭が市民ホール・コスモスシアターで行われています。わが陶芸クラブの諸子方の作品も出品しています。お近くにお寄りの際は見て上げてください。




薬味入れの見本が上がって来ました。小紋を風呂敷包みにした様にデザインしてみました。思った様な出来栄えに満足しています。高さが4センチ程のものですが空間を残し、あまりひつこく無い様に仕上げました。早速、ようびさんに送ってご意見を伺います。

