季節を愛でる器作り

季節を愛でる器作り

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こんばんは。彼岸が過ぎて瞬く間に春が来るように思っていたのですが、ここ何日かは寒さのぶり返しで工房はストーブが放せません。桜の開花も停滞しているように思うのですが皆さんのところは如何でしょうか。散歩コースになっている落合橋に大きな山桜の木が一本有って、手に届く位の距離でいつも観察しているのですが、やはり開花が少し止まっているように感じます。春になると川の勢いも増して、川面に反射する光が眼に眩しくなって来ます。桜が風に揺れ光と交差する陰影を私は一人楽しみにしています。

工房は葵紋平向付の削りを終え、慢幕紋深向こう、格子紋深向こう、ビールカップと紅白椿紋箸置きを素焼き窯に入れました。すたっふMさんが工房に来て、深向こうの鉄絵などをする準備です。乾山陶器は生素地に直接絵付けを施すので絵付け後素焼きをします。

葵紋をアレンジしてマグカップを作っています。新しい挑戦なので興味がわきます。色々なイメージをすぐ形に出来るよう仕組みを変えている所です。「季節の器」というテーマをこれから面白く展開していきたいと考えています。器に季節を盛って楽しむというものは日本人ならではの情緒です。私たちの作る器はそのことが出来る数少ない器だと思います。その意味では使って楽しい思いで深い器をこれからも多く提供できると思っています。季節の変わるスピードに負けないよう、イメージを素早く転写できるよう頑張って参ります。


芙蓉マグ

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