近畿地方は大型の台風12号の影響で各地に大雨洪水注意報が出ています。ここ泉州地方にも朝から注意報が出ているのです。今、四国に上陸したとニュースが出ています。速度が遅いので一昨日からの雨量はかなりのものでしょう。幸い工房は平常通りです。
一昨日の窯焚きも無事終え、昨日早速窯出ししました。思ったことがいい結果を出していたので、仕事に弾みが付きます。どの業界もそうなのでしょうが、この不況で工藝界もかなりの打撃を受けています。私たち作り手は品質のよい材料で支えられております。その材料を作ってくれる土屋さんや灰(あく)屋さんなどが廃業に追い込まれています。時間を重ね品質を保ってくれていた業者さんたちが悲鳴をあげて廃業されていく。こんな声を聴きました。「ここから早く逃げた者が勝ち。」悲しいですね。こんなことを聞くのは。
私たちはその中でも何とかいい作品を作ろうと研究を重ねています。今回土屋さんが変わったことで土味や焼けに不安があったのですが、考えていた調合でクリアーできたのが少しうれしく、安心いたしました。乾山陶器を本格的に始めて三年。いろいろな材料でテストを積み重ねて参りましたが、ようやく目指すところまで辿り着きました。しかしこの材料がずうっとあるとも限らず、いつどこかの業者が休業、廃業するか、そんな不安が付きまとうのがいやですね。材料の確保が先決ですが。
思えば長く焼き物ブームが続いていました。どこが潮も目だったか。そうですね、2000年に入ってたらでしょうか。徐々に衰退していったように思います。作品の内容もマンネリ化してきて、後継者もついてこなくなった。山があれば谷がある。しかし谷間に地殻変動が起こったように思います。失ったものは大きいかもしれませんが、現状を真摯に受け止め、前に駒を進めていく。きっと新しく開けてくる場所がある。そう信じて歩いていくのみです。




口作りの薄さ厚さや、手に持った時の重さ軽さ、焼き込みの違いなど、チェック項目は上げるときりがないですね。


お早うございます。昨日から窯を焚いています。乾山陶器を始めて三年になり、いろいろな物を創ってきました。この窯にも細工物が多く入っています。汁次の形をそのままに小型にして醤油差し。手付きの銚子、などなど。7月、8月はこの細工物を作るのに費やされてしまいました。かなりの手間仕事になってしまいました。しかし以前作った品物より一段と良くなったように思えます。何事も経験です。経験なくして進歩なし、ですね。




















お早うございます。8月も20日を過ぎるとすっかり季節が変わり、蝉の声もミンミン蝉やツクツク法師に変わってきました。昨日、日本ミツバチの師匠がやってきて、今年は20リットル、30リットルも採れたといっていました。さっそく我が家の巣箱も採蜜しようということで、ネットを被り慎重に巣箱を開けてみましたが、これもなかなか難しいものですね。お盆過ぎに採ろうと言っていたのですが、どうも時期を外したようで、分蜂した後だったようです。そういえば一週間程前巣箱にたくさんの蜂が飛んでいました。分蜂しているのかな?と思ったのですが、こちらも忙しくしていたので、お盆が終わったのに延ばし、延ばしした結果だと思います。非常に残念です。スムシは入っていなくて助かったのですが、師匠はこれからまだ蜜をとってくるから、岸和田祭りあたりにもう一度見てみよう、と慰めていました。今年こそと張り切っていたのですが、まあ、一縷の望みを託して観察していきます。











そば猪口

















