土も私も

こんばんは。今日は一日土練機で土を練っていました。ろくろの削り土をたらいに入れ水を浸し、丁寧に手で土を丸めて土練機に入れていきます。土をろくろにかける状態にするには、これでもかなり時間がかかります。今日は60キロの土を練ることが出来ました。次の仕事は小丼を150個くらい作らなくてはならないので、一つ作るのに400グラムを使う予定です。60キロから70キロあれば十分でしょう。明日は朝から大阪市内に化粧箱を頼みに出かけます。その後帰ってきて、午後からさっそくろくろに精出したいと思っています。
土は練ってすぐに使うより、少し寝かした方がいいのです。土も私も今夜は少し寝かせましょう。

土も私も

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土練機

t20120117.jpgおはようございます。昨日は工房もかなり冷え込み始動するのにストーブを4台も点けなければならい状態でした。

仕事は乾山陶器が一段落ついて、土の変更をします。一日掛け土練機の掃除です。この土練機は再生土が可能です。一般のものはろくろの削り土を再生するにはなかなか難しいのですが、林田鉄工のワンダー土練機はそれを可能にしてくれました。多品目、少数、スピードという時代の流れに合わせて開発された土練機です。それでも土を変え使えるようにするには一日がかりです。

今日は古清水使用の土を綺麗になったワンダー土練機で練ります。天候もいいことだし精出して、がんばろ!

土練機

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土錬機の掃除

通常、一度乾燥した土を元に戻すのは少々大変な作業ですが、伏原窯の使っている土錬機は土の再生ができる土錬機です。お馴染みになりました伏原窯の京焼カテゴリーにだしている土の在庫がきれてきました。土屋さんが廃業されたので仕方なく、柔らかい土肌のとてもいい土だったのでこまっております。大分前から土のテストを繰り返しているのですが、なかなかぴったりくるものがなく、とりあえず土の再生をかけることになりました。絵付けの仕事は貝塚市オーダー4寸皿です。貝塚の花コスモスを描きました。絵柄は季節替りで4パターンあります。


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土錬機の掃除

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乾山写し梅文平向付ー続化粧かけ

昨日に引き続き、乾山写し梅文平向付に化粧で梅を描いていきます。時期的に旬の器なので工芸店に急ぐようにお願いがありました。がんばります!陶主は仁清土の在庫がなくなりかけているので真空土練機を使って再生をしています。この土に変わる土も早く形にしないといけませんね。ほんの少しのことですが作品に大きな影響、変化を与えてしまうので土は本当に大事だと思います。


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乾山写し「梅文平向付」-化粧で梅

陶主は貝塚市山手公民館、陶芸クラブへ指導に行きました。仕事は乾山写し梅文平向付に白化粧で梅を描いていきました。白化粧は上絵付けの色盛りのように盛っていきます。たぽたぽした梅の花をあらわしたいと思っています。画像の花器は昨日朝一にお客様がみえてお買い上げ頂いたものです。この花器は展示会で大物花器を連作にして大床に展示したうちの一点です。念のためにもれ止めの加工をしています。


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天然ラドン温泉「滝の湯」へ

w20120113.jpg ここ水間は温泉がでることでも有名ですね。古くからあるのは奥水間温泉です。そこから少し奥に行ったところにほの字の里があります。ここはその昔小学校だったところが廃校になり、公共施設に生まれ変わったそうです。
今日入ってきたのは、木積(こつみ)のアスレチックより少し奥、そして奥水間温泉より少し手前に位置します滝の湯に入ってきました。できてからまだ何年も経っていない施設でとても綺麗なお風呂でした。天井に大きな梁のあるしっかりしたつくりで解放感があり、半露天風呂には岩風呂と大理石?のお風呂がありました。ジャズが流れていて気持ちのいい空間でした。お湯は天然ラデンというのを売りにしています。説明が少なくて自分で調べたのですが、ラドンは自然界で最もイオン化作用が強いものだそうで、自律神経や高血圧、糖尿など数多くの疾患に効果が有るそうです。金曜日の夜だったので、私を含めて3人。まるで貸切状態、穴場ですね。この快適さ、平日はおススメです。(ちなみに日曜日は混んでいました。)帰りに水間焼へお立ち寄りお忘れなく(^^)

2012年1月焼き上げ作品

「乾山写し雪笹鉋目皿」 乾山の鉋目皿を雪笹文でアレンジしたお皿です。

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「乾山写し雪竹鉋目皿」 同じく制作段階で竹を入れてみたところ、図案が映えたことからできたお皿です。

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乾山写し雪笹鉋目皿(小) 図案はそのままにすこし小さなサイズで、ちょっとした取皿にもできるお皿です。

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初荷、初商い

こんばんは。今日の朝は各地に今年一番の冷え込みをもたらしました。ここ工房も周りは霜で真っ白になっていました。今日は初窯で焼けた雪笹紋四方皿をようびさんに持っていきました。午前中には工房にお客様が来られ作品を購入してくださいました。その後貝塚市国際交流課の注文、貝塚百景4寸皿の見本が焼けてので見に来てもらいました。感触はかなり良く市長にも見てもらうということでした。これをきっかけに貝塚ぶらんどショップにもでも置いてもらい、市民の人たちにも気軽に買ってもらうようにしていきたいと思っています。

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午後3時、大阪梅田曾根崎1丁目工芸店様に来ました。今年は初窯を正月早々に焼くことができたので、作品を持ってあいさつに行くことができました。お土産に貝塚名物甘納豆を持っていきました。
雪笹の作品を発展させて、おまんをのせる銘々皿、三月お雛様用の貝型の小付け、ぼんぼり型の猪口、まだまだたくさんの見本出しを頂きました。有難いことです。きょう日工芸を進めていくことは大変難儀なことですが、いろいろ多くの注文を頂きました。難しい作品も多いのですが研究しながら進めていきたいと新たな気持ちになりました。
今日は多くの内容が詰まった有意義な一日になりました。今年は展示会も計画しています。地元の文化を形にしていくスタートの一年と位置付けています。京焼、乾山をベースに洗練された器を貝塚から発信していくベースを作っていくつもりです。がんばりましょう。

初窯出し

おはようございます。今日こちらは曇天空。朝の冷え込みも和らいでいて、楽な朝になっています。でも昼ごろから工房付近は雪になると聞いています。三寒四温。泉州地方は大阪湾が湯たんぽの様になっていて、温めてくれています。暮らしやすい地方ですね。NHKの朝ドラがここ泉州岸和田が舞台で、朝から岸和田弁を聞いています。何か勢いのいい所というイメージですね。だんじりも出てきてかなりメジャーになっています。岸和田商店街にコシノ洋品店あとがあって今そこで朝市をしています。
今日の工房は窯出し。この窯の内容は乾山雪笹削ぎ紋四方皿、貝塚百景4寸皿、仁清土テスト、色絵水仙形豆皿。どう焼けているか楽しみです。四方皿を持って工芸店様に新春の御挨拶に行きたいと思っています。今年は早め早めに仕掛けいきます。いろいろな種を仕込んで、今年後半には芽を出すよう頑張っていこうと、すたっふともども考えています。
さて、今日もがんばろ!

初窯出し

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今日は火曜教室

今日は火曜教室の日でした。後3回で終わりなので皆さん制作に集中していました。画像の器は乾山写し梅文平向付です。白化粧で梅を描いていくための割り付けをしています。


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今日は火曜教室

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一月初窯、晴天

おはようございます。昨日午後8時に初窯の火が入りました。一月早々に火が入るのはうれしいことです。年末の終い窯もいいものですが、年を越した窯の火も清々しい気持ちにさせてくれるものです。陶芸が他の美術と一番異なるところは何と言っても窯、火の存在でしょうね。火を焚く行為はどこか神聖なものだったり、自分のこころが洗われるというか、緊張感と清々しさが相まって気持ちは高揚します。
さてそんな気持ちで朝一人窯を焚きながら工房にいます。窯の内容は「乾山雪笹削ぎ紋四方皿」大小と絵替わり一種です。それと古清水の今まで使っていた土が終わるのでテストピースを入れています。また新作豆皿「水仙紋型抜き小皿」見本も入れています。今年の仕事の方向を形づける内容だと思っています。
いつものことですがコツコツ一つ一つ積み重ねて参ります。今日もがんばろ!

一月初窯、晴天

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七草粥も終えて

こんばんは。七草粥も昨日食べ終わり、お正月気分も抜けて参りました。やっと普段の調子になってきたと感じています。さあ、今年もがんばるぞ!と気合を入れて、明日は初窯。年末に焼く予定でしたが、焦る必要もなく初窯にしたほうが今後の段取りもスムーズに進む事に気づきました。雪笹紋削ぎ四方皿。面白く白化粧で雪を降らすことができました。昨年湯木美術館に雪笹紋の四方向付が出展されていました。なかなか粋な洒落た器に見惚れていました。さてさて、私どもの四方皿も負けないくらいの洒落た器になればと思っています。

七草粥も終えて

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水仙豆皿ー型越し

陶主は工房周りの掃除をしていました。昨日に引き続き化粧掛けをし、図案の修正を加えました。一セット週明けの窯に入れる予定です。同じく先日作った水仙豆皿の型を起こして一つ仕上げました。その後、鉋目皿の素焼きに撥水剤をかけ週明けの窯準備に備えます。  


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水仙豆皿ー型越し

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貝塚市オーダー4寸皿ー化粧掛け

陶主は土違いの4寸皿を削り、お昼から公民館の陶芸クラブへ指導に行きました。私は貝塚市オーダー4寸皿に化粧をかけていきます。化粧掛けは器にたぽたぽっとした白化粧をぬっていくのですが、化粧がのることで器に景色が表れてくるところがとても楽しいところです。


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~貝塚市山手地区公民館・陶芸クラブのご案内~
公民館が設立した時から続いているこの陶芸クラブは昼の部と夜の部の2教室があり、それぞれ伏原(陶主)の指導の下、楽しく作陶に励んでいます。窯や釉薬などの設備も充実しており、全くの初めての方から陶芸の魅力に取りつかれた方まで幅広く、遊ぶことができる自遊空間です。興味を感じた方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

毎週金曜日   13:30~16:00(昼の部)
19:00~21:00(夜の部)

部費は3か月で1万円です。

お問い合わせは貝塚市山手地区公民館までお願いします。 電話:072-446-0090

貝塚市オーダー4寸皿ー化粧掛け

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明けましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。毎年思うことですが、年をまたぐと同じ仕事をしてもなぜか新鮮な感じがします(^^)不思議ですね。陶主の初仕事は乾山梅文平向付の削り仕上げです。わたしは貝塚市役所からのオーダー4寸皿を進めていきます。春夏秋冬のイメージを作り白化粧を施しました。明日絵付けして様子を見たいと思います。工房のワンコ達もいい顔をしています。重ねてよろしくお願いします!  


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本年も有難うございました!

昨日は工房の大掃除でした。窓を拭き、屋根に上がって裏山の落ち葉によるトユの詰まりをとって、屋根にかかる木を切りました。今日は、寒さ対策で窓にビニールを貼りました。昨日の木や竹を燃やして終わりです。
工房は今日でお休みになります。皆様、本年も有難うございました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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本年も有難うございました!

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水仙豆皿ー型仕上げ

本年最後の火曜教室です。大壺の削り仕上げの手を入れています。来年6月に展示会を開くことになり、作陶に集中するために来年2月に火曜教室を一度解散することになりました。皆さん作りかけの作品を仕上げていく方向で進めています。昨日仕上げた水仙豆皿でしたが、もう少し華やかに花の数を増やしました。


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水仙豆皿ー型仕上げ

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年末年始営業日のご案内

本年も水間焼伏原窯をご愛顧頂きまして有難うございました。
工房、ギャラリーともに、12月30日(金)~1月3日(火)の間、お休み致します。
4日からは通常営業しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
また工房へ来訪されます際はお電話等(072-478-8127)でご一報頂けましたら幸いです。

4寸皿ー削り仕上げ

陶主は4寸皿の削り仕上げの続きです。この4寸皿の絵柄は春夏秋冬で4パターン制作します。白化粧をかけて景色を作り、絵をのせていきます。私は水仙豆皿の型仕上げです。足をつけて完成しました。


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4寸皿ー削り仕上げ

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水仙文豆皿ー原型、水仙の彫り

今日は初雪が降りました。工房は今年一番の冷えでした。仕事は乾山梅文平向付のろくろびきを終え、4寸皿の削りに入りました。豆皿は水仙の彫りを入れていきます。何度か仮起こしをしながら形を出していきます。お昼から昔からの馴染の方が遊びに来られました。開窯当初の6寸皿を見せて頂きました。今は使っていない窯で焼いたものでしっかりと焼きこまれているのにきばりを感じさせない柔らかさのあるいいお皿でした。写真では良さを伝えきれていないのが残念ですが、とてもいいものを見せて頂きました。有難うございます。


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水仙文豆皿ー型制作

陶主は乾山梅文平向付のろくろびきです。私は型制作の続きで豆皿の新作を作っています。形を陶主に見てもらっているとワンコ達がストーブに寄ってきました、ななちゃんとラッキー君の珍しいツーショットです(^^)


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水仙文豆皿ー型制作

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松図向付、角向付ー型制作

朝から貝塚ブランドショップに工房で売れた品物を引き取りに行ってきました。位置は貝塚駅の東口を出てすぐ向かいの筋に入ってすぐのところです。始めて行ったので少し迷ってしまいました。仕事は梅文平向付のろくろ成形と型成形の続きです。


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松図向付、角向付ー型制作

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乾山写し「梅文平向付」-ろくろ制作

陶主は4寸皿をひきおえ、工芸店様の乾山写し「梅文平向付」の追加制作に入りました。工房この時期は冷えるので犬たちもストーブの前陣取り合戦をしています。写真の土の塊は見覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんね。菊桐文角向付と松図向付の型です。どちらも素焼きの際に破損し、今回はリベンジです。この型制作も結構時間がかかるので、ほかの仕事を挟みながら進めていきたいと思います。


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4寸皿ー続ろくろ制作

昨日に引き続き、4寸皿のろくろ制作です。今回の貝塚市から頂いた仕事はテストケースで人気が出れば次々と絵替わりにしていくようです。次に繋げないといけませんね。張り切っていきましょう。鉋目皿は長い制作でしたが、化粧の直しも終了し素焼待ちです。  


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4寸皿ー続ろくろ制作

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4寸皿ーろくろ制作

ようやく鉋目皿制作を終了しました。先日、貝塚市からのオーダーで、他市や海外からの来客に配るお土産物を陶器で作りたいとのご依頼がありました。その器制作に入りました。絵付けは、笹を描いた後に、再度、化粧で雪を降らせたあと、はがれた化粧をとり手直しの作業です。絵付けより直しの方が手間はかかります。


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4寸皿ーろくろ制作

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