2010年 7月 の投稿一覧

伏原窯工房日記履歴 22年7月第5週(7/25~7/31)

伏原窯ー工房日記22年7月29日
今日の仕事ー陶主は「玄猪香合」制作の続きです。玄猪の亥の子包みの風合いとイチョウの葉、水引の部分を形出しました。私はオーダー「牡丹文7寸皿」の絵付けの続きです。

伏原窯日記22年7月29日 伏原窯日記22年7月29日 伏原窯日記22年7月29日

伏原窯ー工房日記22年7月28日
少し硬くなった土を柔らかくしました。切り目を入れて水をしみこませ、小一時間で練れるくらいに柔らかくなります。陶主は玄猪香合の制作に入りました。土の塊なので、完成までしっかり時間をかけます。私はオーダー「牡丹文7寸皿」の続きです。

伏原窯日記22年7月28日 伏原窯日記22年7月28日 伏原窯日記22年7月28日

伏原窯日記22年7月28日

伏原窯ー工房日記22年7月27日
今日は火曜教室の日でした。ワイワイと楽しく過ごすと時間が経つのも早いです(^^)
私はオーダー「牡丹文7寸皿」の絵付けです。

伏原窯日記22年7月27日 伏原窯日記22年7月27日 伏原窯日記22年7月27日

伏原窯ー工房日記22年7月26日
昨日焼いた器を今朝窯出ししました。工芸店様に納品してきました。綺麗に焼けて一段落つき、ほっと一息、少し落ち着きました(^^)明日から、また磁器の絵付けに戻ります!

伏原窯日記22年7月26日 伏原窯日記22年7月26日 伏原窯日記22年7月26日
伏原窯日記22年7月26日 伏原窯日記22年7月26日 伏原窯日記22年7月26日

伏原窯工房日記履歴 22年7月第4週(7/18~7/24)

伏原窯ー工房日記22年7月24日
左の写真は風蘭です。うだるような暑さも吹き飛ぶ、上品な香りがします(^^)午前中に灯油窯の蓋をあけ、一連の準備をし、釉薬をかけました。全ての作業が済み、窯詰めです。内容は乾山写し「葵文大鉢」「桔梗文筒向付」「梅文平向付」、京焼のお抹茶碗も入りました。また夏の新作で「葵文ビールカップ」も入ってます。当ホームページで販売しますのでよろしくお願いします。お楽しみに!

伏原窯日記22年7月24日 伏原窯日記22年7月24日 伏原窯日記22年7月24日  

伏原窯ー工房日記22年7月23日
昨日の素焼きがあがってきました。高台の部分の釉薬をはじくための撥水剤をかけ、施釉します。その後、指跡をきれいに仕上げます。左下の写真の陶主が手に持っているのはふのりです。ラーメンではないですよ。お湯で柔らかくたき、ざるで濾して使います。釉薬にとろみをつけ、器への着きをよくするためです。明日は灯油窯の素焼きがあがってきます。

伏原窯日記22年7月23日 伏原窯日記22年7月23日
伏原窯日記22年7月23日 伏原窯日記22年7月23日 伏原窯日記22年7月23日

伏原窯ー工房日記22年7月22日
今月の納品日が近づき工房は、忙しがっています。乾山葵文大鉢、桔梗文筒向付、ぐいのみ、見本「乾山写し 梅文平向付」の絵付けを仕上げました。1/3は電気窯で素焼をし、残りは明日灯油窯で素焼きします。お昼に教室のKさんご夫妻がみえて、夏のご馳走を頂きました!暑さも吹き飛びますね~。ありがとうございます。

伏原窯日記22年7月22日 伏原窯日記22年7月22日 伏原窯日記22年7月22日
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伏原窯ー工房日記22年7月20日
今日の仕事ー陶主は乾山写し「葵文大鉢」を削り、化粧をかけました。私は乾山写し「桔梗文筒向付」の絵付けに入りました。


伏原窯日記22年7月20日伏原窯日記22年7月20日

伏原窯日記22年7月20日

伏原窯ー工房日記22年7月19日
海の日にぴったりの晴間となりましたね。工房では急ピッチで納期に向けて頑張っています!
今日の仕事ー陶主は桔梗文筒向付の削りを終え、白化粧をかけました。その後、葵文大鉢の削りに入りました。私は、オーダー「牡丹文猪口」を終え、お皿「牡丹文7寸皿」に入りました。

伏原窯日記22年7月19日 伏原窯日記22年7月19日 伏原窯日記22年7月19日
伏原窯日記22年7月19日 伏原窯日記22年7月19日 伏原窯日記22年7月19日

夏とともに

こんばんは。一挙に夏休みモードに入ってきました。先週までの梅雨はどこへやら、変わり身の激しい夏となりました。季節が変わると同時に、我が家の台所で行列をなした蟻たちもまた、どこかに行ってしまいました。今日は身体が火照りやたらテンションの上がる一日でした。午後7時になると、空一面赤く夕焼けに染まります。蜩のなき声が山間にこだましていきます。とうとう全面夏の景色になりました。 

昨日も今日も工房は休みなく仕事を続けています。梅雨の期間仕事も停滞していましたが、この一週間天気予報は晴れマークが続いていて、ここで一気に遅れを挽回したいと思っています。

乾山食器、銹絵呉須絵桔梗紋深向こう、描き落し葵紋大鉢二種。すたっふMさんが描いている、金描色絵毬紋5寸皿を今月25日までに納めたいと思っています。今週何とか一窯焼いて、ようびさんに持っていこうと段取りしています。押せ押せで天気とにらめっこしながら仕事をしています。

昨日、藤原誠太著「だれでも飼える 日本ミツバチ」という本を買いました。現代式縦型巣箱でらくらく採蜜、という副タイトルが付いています。この春何の知識もないまま始めた養蜂(?)ですが、巣箱の中の様子もわからないまま夏になってしまいました。分蜂は終わったと思うのですが、これからどうなっていくのか、進行具合がさっぱりわかりません。
丁度そのような時、経済新聞にこの本が掲載されました。これだと思いさっそくネットで調べ買って読み始めたばかりです。なかなか面白く、これはどうも自分としては嵌りだしたと感じています。日本ミツバチといい関係でいたいと思い出しました。

日本ミツバチと暮らす生活って、考えても豊かな思いになります。もっと勉強してみたいと感じています。この地域厳選の蜜を味わってみたいなあ、と今からわくわくしています。

ここに来た当初、畑を借りいろいろな野菜を作りました。手作り野菜と手作り食器。子供たちに情操豊かな暮らしをさせたいと思っていました。今は畑を耕す時間もなくなってしまいました。しかし今回日本ミツバチはかなり自分としていい感じになれそうです。みんな喜んでもらえるし、日々観察することも楽しみになります。工夫も必要だし、箱も改良をしなくてはいけないでしょう。いろいろと手間がかかりそうですが、やり甲斐もありそうです。
蜂蜜ができたら陶器でポットを作ってみたいと思っています。さて、どうなるでしょうか?秋の楽しみといたしましょう。

夏とともに

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伏原窯工房日記履歴 22年7月第3週(7/11~7/17)

伏原窯ー工房日記22年7月17日
今日の仕事ー工房では陶主が乾山写しの制作(葵文大鉢、桔梗文筒向付)に励んでおります。やっと梅雨明けし、作品が乾燥するので喜んでいました(^^)、私は「毬文5寸皿」の絵付けを仕上げました。


伏原窯日記22年7月17日 伏原窯日記22年7月17日

伏原窯ー工房日記22年7月15日
今日の仕事ー陶主は乾山写し「葵文大鉢」のろくろびきに入りました。私は自宅にて「毬文5寸皿」の絵付けの続きです。金の骨描きが終わり、赤を入れました。
 


伏原窯日記22年7月15日伏原窯日記22年7月15日

伏原窯ー工房日記22年7月14日
今日の仕事ー陶主は「桔梗文筒向付」のろくろ制作を終えました。私は先に毬文5寸皿を仕上げることになり、週末まで自宅で絵付け(上絵)です。オーダー作品の絵付けは来週続きを描きます。


伏原窯日記22年7月14日

伏原窯ー工房日記22年7月13日
今日は火曜教室の日でした。生徒さんはみなさん女性なので教室の日の3時は盛り上がります(^^)
今日の仕事ー陶主は「桔梗文筒向付」のろくろびきに入りました。私はオーダー「牡丹文猪口」のダミをしました。

伏原窯日記22年7月13日 伏原窯日記22年7月13日
伏原窯日記22年7月13日 伏原窯日記22年7月13日

伏原窯ー工房日記22年7月12日
今日の仕事ー陶主は抹茶碗の削りを終え、乾山陶器のための土練に入りました。私はオーダー「牡丹文猪口」の絵付けの続きです。

伏原窯日記22年7月12日 伏原窯日記22年7月12日 伏原窯日記22年7月12日
伏原窯日記22年7月12日 伏原窯日記22年7月12日

季節が変われば吹く風も変わる

こんばんは。近畿地方に大雨を降らした低気圧が去り、各警報も解除されました。明日から梅雨明けと聞きますが。今年は暑い夏になるそうです。大雨や洪水の後は猛暑、熱波とニュースのネタは尽きませんね。気候が年々過激になり、それにも慣れてきた感があります。10年、20年前を思うと今は相当ハードな世の中になっていると思います。

明日梅雨が明ければ夏がやっています。今日整骨院に行って整体を受けてきました。身体のモードが夏様式に変わったようです。いつもなら週末になれば心身とも喘いでいたのに、今日はイケイケ、ルンルン、「いちょ、この夏やっていこうぜ!」って身体が言っています。どうもこの夏はハードなのでしょうね。身体がそれに備えているのでしょうか、わかりませんが。

工房は乾山葵紋大鉢の轆轤挽きしています。仕事は遅れ気味なのですが、明日から晴れ間が続く様で、乾燥も進み遅れを取り戻せると思います。

7月に入り選挙の影響か景気が一段と冷え込んでいるように思われます。今日信楽からクラブで使う土を持ってきてもらった業者さんとの会話。

「どう、そちらの景気は?」

「いつもながら売れてません。特に7月に入り、さっぱりです。あきまへんわ。」

「増税発言のせいとちゃうか。いらんこと言うよって、みんな財布のひもしめたんとちゃう?」

「どうでっしゃろか。」

「今何売れてるの?」

「中途半端なものは売れませんわ。」

「どこも一緒やね。淘汰も進むとこまで進んだかね?」

「やめるとこは、ささっとやめていきましたわ。まあ、残ったとこもぼちぼち何とかやっていってるんでしょね。」

「今度信楽で『信楽まちなか芸術祭』っていうイベントが10月からあるんです。町はこれにかけているようです。」

「ふうーん。20年前の祭りのようね。少し焼きものブームに火でも付けばいいんやけど。まだまだ、湿気てて、さむいな。」

季節が変わればまた新しい風も吹くでしょう。そんなことを期待しているこの頃ですわ。

蝉が鳴きました

こんばんは。梅雨も終盤になり各地で大雨の被害が続出しています。皆さんの地域は大丈夫でしょうか?私の住んでいる貝塚市の山間部では、今のところ大きな変化はありません。しかし今夜から明日いっぱいにかけて断続的に大雨が降るということです。

この地域は昭和40年代に一度大きな洪水にあっています。三日も四日も雨が降り、奥の山では木が何本か倒れ、それが川を塞ぎダム状態を作っていたそうです。その夜はどのくらい雨が降ったかわからないといっていますが、どどどぉぉーん、と闇を突く不気味な音とともに、一気に田畑はもちろんのこと、川の付近の家々も、あっという間もなく押し流されたということです。怖いですね。

それで大阪府はここに大きな砂防ダムを築きました。それでも10年ほど前、川があふれるほど降った時がありました。その時は気が付けば一週間雨が降り続いていました。村の人もその時はかなり気をもんでいました。

そのことを思えばまだまだ山は十分貯水ができると思います。昨年地滑りで広島の特養老人ホームが土砂で埋まってしまいました。その時の地滑りは、今までのような地層表面の地滑りとは違って、深層的な地滑りと聞きました。いったいなぜそれが起こったのか?その特集をNHKで見たことがあります。すべて異常気象と言ってしまうのは避けたいと思うのですが、確かにこの10年近くは地球規模で大きな変化が起こっていると思います。

CO2の温暖化も大きくな影響と思いますが、今地球は1万5千年周期で氷河期に向かっているとも言われています。どちらにしても大きな変化が今起きていることは確かなようです。各国はこの認識で食糧の備蓄であったり、水の確保であったり、自前エネルギーの確立に急いでいると聞きます。
日本は今どのようにこのことについて実行されているのでしょうか。目先の政局ばかりが毎日報道させています。管首相の魂の抜かれた顔を見ていると、首相の器ではないように思えてきます。秋には政界編成が起こるかもしれませんね・

と色々考えてみましたが、今日の仕事場は、乾山桔梗紋深向こう轆轤挽きしました。桔梗紋は秋の器ですので、今月には納品しないといけません。葵紋の大鉢も急いでいます。来週は梅雨も明け本格的に夏がやってくると聞きます。いいお天気が続くと品物もよく乾いてくれるので、仕事に弾みがついてきます。
もう少しで夏が来ます。今日蜩のなく声を聴きました。

雨にも負けず、今日もまた

こんばんは。ワールドカップはスペインの初優勝で幕を閉じました。やはり何といっても今回は「ガンバレ!日本」が相当本気で頑張ってくれたおかげで、ワールドカップの各試合を私ごときも十分楽しませてもらうことができました。ワールドカップで勝ち進むって、こんなにも楽しいことなのだと実感いたしました。国を挙げて熱狂することに多少理解できました。もう一試合日本が勝ち進んでいたら、この幸せ感はきっと倍になったのでしょうね。わかるわかる!みんなで楽しみを共有することって、何とも言えない幸福感に満たされます。よかったよかった。

野球の話になりますが、じわじわと楽しくなってきたのが、明日から始まる「阪神対巨人」、甲子園での首位攻防三連戦です。0.5ゲーム差まで追い上げてきた阪神には勢いがあります。4カードの勝ち越し。それも一気に大量点で逆転するという、あの2003年にリーグ優勝した時のことを思い起こします。対する巨人さんは投手崩壊で4連敗。このままだと首位は頂いたものといえますが、明日はどうも近畿地方は大雨との予報。残念ですね。首の皮が一枚残ったという思いですが、早いうちに形を決めたいと思います。

次の話は選挙です。この参院選はなんだかよくわからないまま終わったという感じです。管さんも何を言いたかったのか?いまだ真相はわからないという感じです。なぜ国会審議もないまま、増税を選挙の争点にしたのか?民主党の驕りだと思います。管首相は、どうも過大評価されているように思えて、私は期待薄いです。管首相にとって、これからの国会は大変難しいでしょうね。このままだと衆議院の解散も近いかもしれません。いいのかな、こんな政局ばかり続いていて。日本丸よ!どこへ行く。竜馬が言うように、日本を洗濯するぜよ!ガラガラポンもあり得るし、大連立もありかな?管さん!負け戦で魂抜けてんじゃないの。頑張りや、底意地みせてんか。国民は喘いでいまっせ!
とか言いながら、一週間が始まりました。今年の梅雨は長いと聞きますが、何年か前のように、梅雨明けもないまま秋に突入となるのかもしれません。何もかも難しい世の中になってきました。じめじめっと湿気の中、どんより心も重くなってきます。

今日の仕事場は、仁清写し「色絵毬紋茶碗」の削り仕上げをしました。また仁清茶碗の形を借り、何点かぐい呑みを作りました。色絵のぐい呑みも、なんとかものにしたいと思っています。明日から乾山陶器に仕事を移していきます。今日は従来の乾山土に種赤(黄土)を多く加えて30キロほど練りました。葵紋大鉢と桔梗紋深向こうを作ります。梅雨に負けず轆轤をビンビン挽いていきますよ。

伏原窯工房日記履歴 22年7月第2週(7/4~7/10)

伏原窯ー工房日記22年7月10日
今日の仕事ー陶主は削りの続きです。私は自宅にて「毬文5寸皿」の絵付けをしました。


伏原窯日記22年7月10日

伏原窯ー工房日記22年7月9日
今日の仕事ー陶主は公民館の陶芸クラブへ指導に行きました。
私はオーダー猪口「染付牡丹文猪口」の絵付けに入りました。内側から描き、外側へうつりました。


伏原窯日記22年7月9日

伏原窯ー工房日記22年7月8日
私の後輩になる人が工房に見学に来ました。しっかりとした考えを持っていていいお話ができたと思います。後はゆっくりと他も見学されて熟慮されることでしょう。工房はOさんを歓迎しますよ!しかし、世の中いろいろと大変だなぁと改めて思いました。
今日の仕事ー陶主はビールカップの削り作業、私はパソコンのデータ処理の後、素焼を窯出しし撥水剤をかけました。

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伏原窯ー工房日記22年7月6日
新しいパソコンがやってきました!今日は旧パソコンの片づけ、掃除、新しく届いたパソコンのセットアップで一日が終わりました。パソコンのことはわからないことが多く手こずっています。。。何とか今日のうちにセットアップできてよかったです(^^) 
今日の仕事ー陶主は京焼ビールカップを制作しました。

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伏原窯ー工房日記22年7月5日
日中の気温も上がってきましたね。工房のある大川村には立葵の花をよく見かけます。初夏に、たくさんの蕾をつけてすっくりと上に伸びる姿が気持よく感じます。今日は火曜教室の生徒さん、Aさんが振替で来られました。自分の作った器にお料理を盛りたいというビジョンを持って作っておられます。制作の励みになっていいですね(^^)
今日の仕事ー陶主は7寸皿を削り終え、次の制作のための土練りをし形のイメージ作りをしていました。私は祥瑞鉢の2つ目を描き上げました。

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伏原窯日記22年7月5日

織姫と牽牛、大雨は豊作の証し

こんばんは。今日は七夕です。織姫、彦星が年に一度出会う日ですが。あいにく梅雨の真最中、土砂降りの雨でびっしょり濡れた短冊が何とも哀れです。次女が幼稚園の先生をしているので、いろいろと暦のことは気にしているのですが、どのように暦の二重構造を理解させているのでしょうね。日本の伝統とちぐはぐな季節感を持ったまま子供たちは育っていくのですが、どこで修正が入るのでしょうか?ちぐはぐなまま暦に頓着なく暮らしていくのでしょう。風情も風雅もあったものではありませんね。

この時期天の川はなかなか見られることが少ないのですが、「お父さん、天の川ってここでも見られるの?」って夕食時に娘が聞いてきました。この家は天の川の真下にあるよ、というと驚いていましたが、いまさら何を、とも思いました。

八月の初旬、背骨をグーッと反らし、首をこれでもかっていうくらい曲げ、晴れた夜空を見上げると、無数の星々が薄ぼんやりしながらもなんとか見えてきます。一見してこれが天の川とはわかりませんが、目を凝らし、じっと見ていると、確かに見えてきます。ミルキーウエイっていうのでしょうが、そんなにはっきりは見えません。
織姫や牽牛が鮮やかに見えるのは八月の夜空です。浴衣が似合う季節ですよね。野尻抱影著「星三百六十五夜」という本を思い出しました。二十代半ばで読んだ本ですが、夜空を見上げるたびに思い出す一冊です。

工房は磁器の素焼きをしました。灯油窯に入れ、950度位で焼くことにしました。800度くらいでは、どうも焼き切れていないようでしたので、900度以上で焼くことにしました。午後一時半に火を入れ、焼き終わったのは午後10時でした。明日からすたっふMさんが来て、磁器のお皿と猪口に絵付けをします。一度釉薬の掛け損じをした作品で、もう失敗は許されません。それで前回より高めの温度で素焼きをしてみました。

明日は京都の陶芸専門校の生徒さんが見学に来るということです。今の時代、工芸をやっていくのは大変だと思いますが、私たちもいかに後継者を育てるか、本当に考えていかなくてはならないと思っています。今の人たちがどのように工芸を思っているのか、一度素直に聞いてみたいと思っています。

エンデバー来たる!

こんばんは、明日は七夕です。相変わらず梅雨空は変わらなく蒸し暑い日が続いています。旧暦では彦星も織姫もあうことができるのでしょうが、太陽暦では生涯会うことはできないでしょうね。日本人の血肉となっている暦はいつ頃からできたのでしょうか?暦は天皇家の専売特許だったのですが、織田信長が天皇から奪おうとしその争奪戦の上、明智を使って本能寺の変が起こったとも言われています。徳川幕府になり暦は幕府が決めることになったと思いますが、、、私の記憶には定かでないです。また勉強しておきます。

工房に新しいパソコンがやってきました。午後からすたっふMさんが来てセットアップに時間を費やしてくれています。旧のパソコンからデータを移行しようと思うのですが、旧のパソコンはタワーがおかしく、マウスが起動しなくて作業が難航しました。結局、Cドライブとやらを抜き、新しいパソコンに付け加えると中身が見られるらしい、、、私には難工事ですが、すたっふMさんの弟さんがその辺りに詳しいらしいです。今夜にも弟さんのご機嫌を伺いながら、そろり、そろりと聞いてみるらしいです。うまくいけばいいのですがね。

新しいパソコンのセットアップが難なく進めることができました。といってもかれこれ3,4時間かかってしまいました。パソコンの最初の仕事はこのブログを書くことでした。新しいキーボードは快適ですよ。OSはWindows7でcpuはインテルCore2Duo、メモリーはグラフィックを使うので4GB、まぁ、この位あればスイスイ楽々と作業がこなせるということです。楽しみですね。といっても私はワードで文章を打つくらいなものです。後のいろいろの作業はMさんがやってくれているので工房でもどんどんパソコンをいじれる環境にしようということです。

京焼ビールカップ

今日の仕事は京焼に戻り、ビールカップを作りました。
娘の先輩がホームページを見てくれ「京焼 色絵水仙文ビールカップ」を気に入ってくれたのですが、あいにく売り切れていました。「京焼 色絵瓢文ビールカップ」も在庫切れで、申し訳ないことをしました。丁度、磁器のろくろも終わったので、グットタイミングでカップを作ることができました。10個ほど水びきし、明日は抹茶碗を作る予定です。
乾山陶器の土を少し赤みを増すテストをしなければならないので、一窯分の京焼を何種類か作っておきたいと思っています。
じめじめと湿気で工房も喘いでいますが、負けずに頑張っていきたいと思っています。

伏原窯工房日記履歴 22年7月第1週(6/27~7/3)

伏原窯ー工房日記22年7月3日
今日の陶主はオーダー7寸皿の削りの続きです。
私は自宅にて絵付けをしました。玄猪香合のオーダーの件でお問い合わせのあったI様のご要望で、紐の部分の黄色をもう少し深みのある黄色にできないかという内容です。先日、黄色に赤を加えたテストをしましたが、そちらは茶系の黄色になってしまったので、色はそのままに温度を下げてみるテストです。それと、先日アップしました「乾山写し花文小皿」の追加絵付けをし、窯に入れました。


伏原窯日記22年7月3日伏原窯日記22年7月3日

伏原窯ー工房日記22年7月2日
仕事は昨日に引き続き、陶主はオーダー7寸皿の削りです。昼からは公民館クラブを指導しに出かけられました。
私は祥瑞鉢の絵付けです。ひとつ完成しました。


伏原窯日記22年7月2日伏原窯日記22年7月2日

伏原窯日記22年7月2日伏原窯日記22年7月2日

伏原窯ー工房日記22年7月1日
工房のパソコン(モニター)が故障しました。パソコンは壊れるときは急なので、結構困りますね(^^)
仕事は陶主はオーダー7寸皿の削りです。私は祥瑞鉢の続きです。


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伏原窯ー工房日記22年6月30日
陶主はオーダー猪口をを削り、口元に輪花を取る作業に入りました。輪花は小さく上品に取ってあります。私は祥瑞鉢の絵付けの続きです。内側が終わりました。今日の菜奈ちゃんはご機嫌で笑っていました(^^)


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伏原窯日記22年6月30日伏原窯日記22年6月30日

伏原窯ー工房日記22年6月29日
今日は火曜教室の方が振替で来られました。陶主の娘さんがお孫さんを連れて遊びにきました。小さな子は可愛らしいですね(^^)、その後、先日ご紹介しました”つじ幸”さんが展示会のための器をとりにと賑やかな一日となりました。仕事は陶主はオーダー猪口の削りに入りました。私は祥瑞鉢の続きです。 


伏原窯日記22年6月29日伏原窯日記22年6月29日

伏原窯ー工房日記22年6月28日
今日は千客万来でした。朝から陶主が蜂蜜作りでお世話になっている方が遊びに来られ、昼からはSEOの関係の方がお話をしに来られ、その間に桐箱屋さんにのIさんが、注文していた撮影用の板を仕上げて持ってきてくれました。祥瑞の鉢は早速の試し撮影です。下からのてりもなく、いい感じに映るので大満足です(^^)
SEOの方はとても誠実な方で信頼できそうな人でした。あいにく今は他社との契約中ですので、お話にとどまりましたが、今後の展開に期待できそうです。
仕事はぐい呑みを仕上げ、祥瑞鉢に入りました。


伏原窯日記22年6月28日

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