なるみ庵
陶主に「このお湯呑に何か書いて」と随分前に作られた粉引きのお湯呑を渡されました。
その時、読んでいた白居易の本の中にあった『鶴』という題の五言絶句が気に入ったのでメモしてあったものを出してきて、それを描いてみようと思いました。

紙に詩を書き出し、鶴の絵を描いたものを陶主に見せましたら、
「鶴は要らんな」
と言われ、やっぱり邪魔か…と思っておりました。
昼から、M氏が公民館祭に出す作品の素焼を持ってきました。
壺の内側に施釉してもらい、下絵付けを仕上げます。持ってきた図案を壺に描き、鉄絵で描き上げます。

この壺、松の奥に先ほどの鶴が居ります。M氏に『鶴』の詩をお見せしましたら、「鶴ええなぁ」
となり、松の下に佇む鶴が入りました。
焼き上がりが楽しみです。
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