粘葉本和漢朗詠集 端午

粘葉本和漢朗詠集 端午

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なるみ庵

和漢朗詠集は端午の項に入り、菅原道真公の漢詩です。

有時当戸苑身立 無意故園任脚行

​詩題「懸艾人(よもぎの人を懸く)」

端午の節句に、
魔除けとしてヨモギを人形(ひとがた)に結んで門戸に吊るす「艾人(がいじん)」の風習がありました。この詩は、門に掛けられた艾人の姿と、当てもなく歩く自らの姿を重ね合わせるように詠んでいます。

私には、その艾人は、都を離れた道真公自身の姿を映しているように思えます。

粘葉本和漢朗詠集 端午より