なるみ庵
粘葉本和漢朗詠集 納涼 その二
露簟清焚迎夜滑 風襟蕭灑先秋涼
(※焚『林と火の間にカンムリがあります』が瑩ではないかとも言われています。)

ー意味ー
露に濡れた籐の敷物は清々しく、夜になるとひんやり滑らかに。風が襟元をさわやかに吹き抜け、秋よりも先に涼しさを感じる。先の詩が視覚の涼しさなら、こちらは触覚と感覚の涼しさです。肌に触れる敷物の冷たさ、襟元を吹き抜ける風——夏の夜の涼を体で感じている詩です。
彼岸にも入り、すっかり涼しくなりました。ほんの少し前まで暑かったのにと思います。
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