百合紋

百合紋平向付ー削り

造りは平向付の削り仕事です。実は、見込みの形状にとても技術がいります。この器はお料理人さんにもたくさんのご支持をいただいております。

青もみじ角向付は割付を始めました。赤絵豆角鉢は引き続き絵付けを進めました。

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百合紋平向付ー削り

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百合紋平向付ー削り

造りの仕事は平向付の削りです。青もみじ紋の平鉢は、途中で色調整です。生地の土が変われば色絵にそのまま影響します。色を見直すことで、さらに愛される品物となるよう努めています。赤絵豆角鉢は、少しずつですが絵付けを進めています。この大きさでは、薬味や珍味などが盛りつけられのでしょうか。緑や黄色や白などなど..食材の色が映える器ですね!

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百合紋蓋向付ー下絵付け

造りは引き続き、青もみじ紋角向付の制作です。板状の土を貼り合わせてつくっています。百合紋蓋向付は呉須鉄で葉を描きました。今年は自然の百合が見られるのでしょうか。

型起こしでは花筏紋小皿の制作に入りました。花びらが浮き出る陽刻紋の小皿です。

 

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青もみじ角向付ー造り

角向付の制作です。焼成後のひずみにつながらないように、慎重に削っていきます。

百合紋蓋向付は、身の部分の化粧盛りです。土の乾き具合を見ながらふわふわっと百合を遇います。そして見る人に福が訪れるよう願いながら、赤絵豆角鉢に金彩で福の字を描きました。


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百合紋蓋向付削りー蓋

造りは引き続きけずり仕事です。身と蓋を合わせる最終段階です。蓋の形状ひとつにも、取っ手の持ち易さ、美しさにつながる細かな技が隠されています。

上絵は青もみじ紋平鉢の上絵の続きです。毎年何枚の青もみじの葉っぱを描いているのでしょうか…どの1枚も、生き生きとしています^^

豆角鉢は、外側の宝珠紋を描き終え、黄色と緑の色も入れて一回目を焼きます。

 

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百合蓋向付削り仕上げ

造りは、百合紋蓋向付の削り仕事です。上絵は、青もみじ紋平鉢の葉っぱの絵付けに入りました。新緑の葉の、透けるような感じを表現していきます。さらに赤絵豆角鉢は赤絵で瓔珞紋を描きます。瓔珞紋とは、古くはインドで珠玉や貴金属などを首や頭などに身につける飾りからきていて、細かな点と点を結んだ豪華な紋様です。

 

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