令和八年四月五日 春の日曜日

令和八年四月五日 春の日曜日

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陶主日記

 

午前八時三十分起床。

昨夜は工房でお好み焼き大会。男闘呼組でビールに加え、日本酒「緑川」を一本開け、久しぶりによく飲んだ夜となった。少しアルコールの残る朝である。

日曜日なので断食の日。

当初はウォーキングのあと図書館へ行く予定だったが、返却の本が多く時間も過ぎてしまったため、今日は車で出かけることにした。

まず「こーたり〜な」に立ち寄り、その後図書館へ向かう。

図書館のある生涯学習センター、泉の森ホールの周辺では桜の催しがあったのだろうか、多くの人で賑わっていた。檀原公園も花見客でいっぱいで、車もかなり混雑している。春の陽気に誘われて、人が外へ出てきている様子である。

せっかくなので出店をのぞき、小さなハリネズミの置物を一つ買った。森本さんがハリネズミ好きなので、工房に置けば喜ぶだろう。

その後工房へ向かう。

今日は本年度の会計ノートを新しく作る。一年の帳面を整えると、また新しい時間が始まるような気持ちになる。

今日は身体に無理をかけず、静かな一日とした。

午前中は「なるみ文化論」について思索。民藝の時代、日本の三十年、そしてこれからの世界について、時間という視点から考えが広がった。

世界は大きく変わろうとしている。

しかし人の暮らしは、日々の時間の中で静かに続いていく。

その時間がたまり、人も仕事も少しずつ熟していく。

私はそれを「なるみ」と呼んでいる。

夜は家で食事を取り、静かな春の日曜日を終えた。

春の日や

時のたまりて

なるみかな

ハリネズミ