2011年夏 一歩踏み出します

2011年夏 一歩踏み出します

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おはようございます。先週は大型台風が関西地方は上陸するということで天気予報を注視しておりましたが、此処泉州方面はそれほどの大雨もなく無事に過ごすことができました。被害に遭われた方面の方々はさぞ怖い思いをされたことでしょう。お見舞い申し上げます。

と言って、台風一過とはならず曇り空が続いております。私どもの暮らしも、この天候に似て、さあ、これからと言ったようになかなかならないでいます。また連日被災地の生活や放射能汚染が報道されていますが、国の対応の遅れがひどく、結局二次災害にまで来ている様に感じて居ります。何か申し訳ないと思いつつ、日本の力が素直にストレートに発揮できないもどかしさに、自ら苛立ちを感じています。

3.11から4か月半が過ぎました。私の周囲も徐々に変化が出てきました。第一にお金の流れが変わった。消費動向ががらりと変わった。これは人の意識が変わったことなのでしょうね。節約しよう、贅沢は避けよう、何かの時に備えよう、またその時のために蓄えよう。景気が一気に落ち込んでいます。夏という時期もあり、なかなかつらい我慢の季節を迎えています。また心の変化として人との繋がりを真剣に考えだした。自分の周りにも何かが起こるのではないか、その時の為にも確実な信頼関係を築いておこう、そんな防衛本能が顕著に出てきた。ストレスの多い時代を果敢に生きるには、自己中心のエゴ生活では誰だって見向きもされません。わかりきっていることですが自ら努力しなければ良い関係は作れません。小さな気遣いから徐々に進展させしっかりと根付かせていく、毎日の努力がきっとこの国をいい方向に変えていくと信じています。

私たちの水間焼ももう一度根本に戻って、考え直すいい機会だと思っています。地産地消と言われて久しいですが、私が此の地で始めた水間焼もまさしくその理念がもとで、工芸世界では古く「民芸運動」がそのものだったと思います。

開窯26年、またこの様な時代を迎え今一度自分の創造活動を見直し、考える時期に来たと深く感じて居ります。2011年夏、新たな一歩にしていきたいと静かにこころに感じています。

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