しだれ桜のお湯呑

しだれ桜のお湯呑

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夕方6時過ぎから雨が降り出しました。暖冬で昨日はまるで春一番の様も風が吹いていましたが、この雨もどこか三月の陽気を思わせます。二月第二週の始まりは静かなものでした。

すたっふMさんが焼き上げた品物を工房に持って行きました。ぼんぼり型猪口に桜を5弁散らしました。写真で見るより面白く焼き上がっていました。桜吹雪がまるで本当に散っているようで3Dを見るような感じをしました。頗る上品に出来たので満足して下さることでしょう。それと毬紋5寸皿。なかなかの手間ものですが、相変わらずきっちりと仕上げています。金を贅沢に使っているのですが、そう見えないのが奥ゆかしいところなのでしょう。このお皿もファンが付いて下さっているようで、有り難い嬉しいお便りをくださいました。

桜のお題で今月は仕事を進めています。従来の松桜紋のお湯呑みを少し深くしたサイズに変更して見本を焼きあげました。このお湯のみは初め深向付けで作ったのですが、どうしてもお湯呑みで使われる方が多く、ならばサイズ変更をしましょうということで、今回見本を出しました。思った以上にぴったりと図柄も合い、伸び伸びとした感じでいいお湯のみが出来ました。金で骨描きをした桜の花弁に青色をさします。京焼独特の色使いなのでしょう。私どもはこの色合いに白を加えてもうひとつの桜を表現しています。この白は今回しだれ桜にしてみたいと思っています。

しだれ桜の図案も一緒に持って来ました。どこか藤の様になってしまいますが、幹を入れて桜をイメージしてもらおうという案です。スケッチはまあまあだったので、実際に湯のみに描いてもらう様にしました。今日工房はしだれ桜紋の湯呑見本を仕上げました。しだれ桜を図案化するのも難しいですが、面白いものが出来たらあまり見かけない品物になります。

今週も限られた時間ですが、こつこつまたやっていきます。

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