鉢「灰釉片口鉢」のご案内です。
毎日暑いですね。いかがお過ごしですか?工房は蝉の声がバックミュージックのようになっています(^^)こんな日は、キリッと冷やしたざる蕎麦を頂くのもいいかもしれません。ということで、ざる蕎麦の器を組み合わせてみました。平鉢は灰釉片口鉢です。口元までしっかりと轆轤びきされたお鉢にアクセントで片口を付けました。もちろん、おだしなどを注ぐ用も備えています!
仕上がった鉢に白化粧を片身掛け(半分や2/3部分だけにかけること)にかけ、伏原窯の灰釉をかけ、焼き上げました。全体に釉が熔けて細かい貫入(細かいヒビのこと)が美しく、白化粧の部分に柔らかい白が景色となって表れています。お蕎麦、器ともに涼しく召し上がってください。
そもそも、この平鉢は工房でそば打ち会を開いたときに作ったもので、その時はかも南蛮を盛りました。少し深さがありますので、お汁も入り、使い勝手が良かったです。皆さん喜んで使っておられました。
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