栗おこわで、テンション上がりました

栗おこわで、テンション上がりました

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こんにちは。すっかり秋めいてまいりました。今年は栗の生り年のようで、たくさんおすそ分けを頂きました。さっそく家内が栗おこわを作ってくれました。いつもより具だくさんのおこわに感激しています。あさの散歩に山栗を拾うのが楽しみです。

丘に登ると箒で掃いたような雲と薄が一面に広がります。深呼吸をして、秋をいっぱい胸に吸い込み、おいしいねぇ!これから秋の実りを楽しんでいきたいと思います。

工房は土曜日に焼き上げた窯の検証に入っています。いろいろなテストを仕込んだのでそれなりの思いがどう反映されたか、じっくり考えています。乾山夕顔文向こう付け、下地が黒く、そこにほんのりと夕顔が浮かび上がるという文学的な茶碗を題材に頂いたお向こうです。光源氏の夕顔に思う心を表現したいのですが、今回のテストではまだまだそこまで行くことが出来ません。素地と釉薬の相性を見定める段階ですが、今回は釉薬が少し暑く掛かったのでしょう、思う黒さを得ることが出来ませんでした。考え方は間違っていないようですが、微妙な釉薬の厚さと窯の温度をもう一度検証したいと思っています。

今年も早10月、残すところ三か月を切りました。震災が昨日のように思えますが、時間は確実に過ぎています。今年の気象は穏やかさがなく振り子が大きく振れてばかり、体力、気力が激しく消耗されます。ここは秋の実りをたくさん頂、ひと踏ん張り、ふた踏ん張り、今日もがんばりましょう。

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