乾山陶器焼き直しの一件

乾山陶器焼き直しの一件

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こんばんは。皐月晴れの中、まさしくゴールデンウィーク真っ盛り。観光地は大賑わいです。この付近でもこんなところで渋滞という事が多く発生しています。私どもはいたって平常どうり仕事に進めているのですが、用事で外に出ると、農業公園には多くの家族で賑わっていたり、近くのアスレチックにもたくさんの観光バスでごった返していました。

工房はその賑わいからまだ山の奥に位置するので、静かに仕事を進めることが出来ます。
今日は注文の作品と以前焼いた乾山陶器の焼き直しを窯詰めしました。土曜日に薬掛けを終えていましたので、早めに窯に入れ午後6時には火を入れることが出来ました。

乾山陶器の焼き直しは釉薬が思った様に熔けていなくて、鉄絵の発色が鈍く眠ったような色合いになってしまいました。釉調は前のテストで合格をもらっていたのですが、釉薬の厚みや温度との加減がいまいち掴めない状態です。一般に釉薬を薄く掛けることには抵抗があるのですが、乾山陶器はどちらかと云えば作品全体が絵が主流になっているのでうわ薬は薄掛けされています。薄掛けし低温で焼かれているのですが、この様な状態では今の時代食器には不向きで用をなさないと思います。

そこである程度の温度で焼いてもマットな感じを残しつつ、また乾山陶器の風情おも感じさせる器を作らねばならない事になります。昨年より一つずつ色々な角度で乾山に迫っています。もう少しのところまでやって来たと感じているのですが。

今回焼き直しがどの位鉄が発色してくれるか大変楽しみにしています。ガツンと発色してくれたらもうそれでいいと云われています。少し温度も上げ気味に持っていこうか検討中です。

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