「扇型箸置き」の削り仕上げ

「扇型箸置き」の削り仕上げ

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昨夜の突風も治まり、一つ春に近づいた様な今日は静かな一日でした。雲の流れる風景や空の色が柔らかな感じになって来ました。間もなく鶯の初音が聞かれる頃です。来週あたりのいい日和にはきっと聞かれることでしょう。どこからともなく梅の香りが漂って来ました。少し足の痛みも引いて参りました。

今日の工房は「扇型箸置き」の削り仕上げを終わらせなければなりません。色々なところから電話が入り、なかなか集中出来ませんでしたが、午後8時にやっと仕上げることが出来ました。これで来週から新しいテーマの仕事に移れます。御苦労さまでした。

ようびの真木さんからお電話を頂きました。本格的に「乾山」をやっていこうというお話です。昨年からこれに合わせて準備をしてきました。土、窯、鉄絵の具、呉須、釉薬、白化粧等々。少しずつ色んなものが集まって来ました。これで材料の準備は大体揃ってきたので、来週から早速作品を作ろうと思います。参考資料を点検しながら、今一番作ってみたいものを探しています。白化粧に鉄絵と呉須。定番ですが芙蓉の絵柄。抹茶碗に描かれている図案をお皿に写してみようと思います。また、お湯のみも作ってみたいと思っています。色々な試作をしながら、早急に結果を持って真木さんに会いに行こうと思います。

乾山陶器のバックボーンの精神は何といっても「王朝復古」です。しかし時はすでに元禄、どこかその思いも陰りを帯びてきています。そこに乾山の儚さが漂うという見方もありますが。そのあたりは作品を作って行きながら研究を進めて参ります。


京焼 扇子箸置き

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