結び箸置き 難航中

箸置きが難航しています。時間の中で何もかも押し揉めて、段取りを一つでも省こうなんて、どうですか?

案の定、窯からの答えはばたついた気持ちだけの作品となりました。私たちは何を一番大事にしているのかが問われました。

手間、暇を掛け丁寧に仕上げていく中に、他と違った密度の濃い作品が自然と作られていくことの原点に還ることを、もう一度考えさせられました。昨年の暮れに焼き上げた小紋の箸置きです。今回はもう少し高くし小さくしました。


結び紋箸置き制作工程1結び型小紋箸置き

こんな時に。。。

25日締めに間に合そうと結び型の小紋箸置きを急いで作っています。こんな時に限って、いろいろな事件に出会います。一日夜なべで作った品物をストーブで乾かしていたら、なんと弟子が不注意も程がある足もとも見ずに蹴って全て粉々に潰してしまいました。あああ、、、、。

必死にモチベーションを維持するのが精一杯でした。が11時まで掛かって何とか作り足しました。

色んなことが有ります。また、色んな体験の中から作品が生まれて来ます。

もう、今日は終わりにします。また、ガンバリましょう。

色絵白盛桜文尺皿

店長紹介の写真を桜の大皿に替えました。来る季節に合わせて、色々な作品を展示いたします。どうぞ、お楽しみにしてください。

kinsaisiromorisakurasyakusara1.jpg最近はやっと温かくなって、冬の間緊張していた身体もやっとのびのびとして身も心も弾んで参りました。さあ、これからっという感じですか。活動の気分が満ちて参りました。

今年のイメージは本格的に発信をしていこうとしています。初めてのウェブデビューですから分からないことばかりです。
今までは本当に皆に助けられてここまで来ましたが、これからも色んな出会いを体験したいと願っています。
新しい季節とともに、新鮮でワクワクするような器を発表してまいります。ようびさんの仕事に加え数多くのオリジナルな器を展開したいと思っています。よろしくお願いいたします。

梅に桜に

いよいよ春が来ました。今年の冬はここ大川にも雪の降る日が多く、じわじわと寒さが身体にこたえていました。雛祭りも終え、啓蟄もすぎると山にも梅が満開となり、福郁とした香りが工房にも漂ってくる思いです。

さあ、冬眠から覚めて、新しい季節の感覚溢れる器を作ってまいりましょう。

2008年 明けましておめでとうございます。

年末は28日まで出荷に追われ、バタバタと工房の片付けもままならない内にとうとう新年を迎えました。毎年の事ですが、何とか余裕というものが欲しいものです。が、ままならないものです。

本年はここ数年取り組んできた古清水や仁清といったものに、もっと自分なりに深味を加えていきたいと願っています。また、多くの方々の認知度も少しずつ高まって来ています。

いつもこころの中で、絵画と陶芸が一つになる器を考えています。そういう意味から乾山は奇才を放っていると考えています。作り手から見た乾山は、誰もがなしえなかった領域に踏み込んだパイオニヤでした。
本年はその山を登るべく色んな角度から乾山を研究したいと思って居ります。

さて、どこまで行けますやらお楽しみに。

望年会

22日は陶芸クラブの忘年会でした。17年続いているこのクラブですが、来年はみんなで主体的に個展を開催しょうという話で大変もりあがって、とても有意義な望年会になりました。貝塚には FM貝塚というサテライトスタジオがあります。そこのオープンステージを借り展示をしては、と私は提案しています。そこで、FM放送を使って展示会の紹介やクラブの募集などをしたら地元の活動として大変興味のある情報発信になって面白いと思います。

貝塚には市民ギャラリーというものがありません。多目的ホール等という、なんとも展示会には不向きなところは有りますが、本格的な展示ホールがありません。発表の場がないというのは困ったもので、ここが文化意識のなんとも情けないところだと痛感しています。

これからの時代は個人の情報発信が大変重要になってきます。受け手から発信者になる時代だと考えています。陶芸をとうし自分への問いかけのお手伝いをさせてもらっています。

これからも色んな側面も紹介したいと思います。

ようびさんに本年最後の納めです。

きょう、窯出しでした。朝10時で230度でした。この温度帯から、貫入が入り出します。200度を切るまで自然冷却をします。

呉須や鉄絵がどう焼けたのか心配でしたが、上々の焼けでした。大変デリケートな薬掛けで釉薬の水加減が繊細極まりない配合でした。通常釉が薄いと下絵の発色がうまくいかないものですが、今回入手した呉須、鉄絵の具はこんなにも薄い釉にもきっちりと反応して素晴らしい濃淡を表現してくれました。

窯焚きのイメージはやわらかい酸化炎です。ゆっくりソフトに焼あげる事に注意を払いました。ねらしをいつもより長くひっぱりました。根気よく焼くのが今回のコツのひとつです。うまく焼く事が出来、今後に繋がる窯となりました。

窯出し、梱包、搬入、12月は20日が締めなので直接梅田まで持っていきました。あいにく真木さんはお留守でしたが、これで今年のようびの仕事は締めになりました。

伏原窯は東京のお店、暮らしの器花田さんからの粉引き杯を作り焼きます。まだまだ今年の仕事は続いていきます。

呉須の色が決まりました。

昨日15日、色見本を持ってようびにいきました。真木さんは能の会で4時までお出かけとの事ですが、土曜日のせいか車も少なく、すいすいといつもよりも早く梅田に着いてしまいました。お店にはお客さんもいたし真木さんもまだまだお帰りではないし、で散歩がてら久ぶりにお初天神にお参りに行きました。

 一昨年、陶芸クラブの有志と伊万里に行き、帰りに太宰府天満宮、本家天神さんにお参りしてきました。大阪には天神さんが多く祀られています。大陸からの疫病が流行る度、菅原公の怨念を治める為にとたくさんの神社が建立されたと聞きます。

そうこうしていると、4時半も過ぎたころ真木さんがお帰りになったので、さあお仕事です。七種類の呉須を見せ、鉄絵の具とのバランスや器との調子を見て、その中からひとつを決めたました。

今年は鉄絵の具、呉須絵の具の基本がこの時点で決まりました。一つひとつ前に進めていきます。来年は色絵に加え、鉄絵や呉須絵もたくさん出来るでしょう。いよいよ来年は古清水の慢幕紋深向こうを作っていきます。

今日から早速椿と千鳥の絵付けです。明日までに窯詰めを目指します。がんばりましょう。いよいよ、ようびに納める本年最後の窯です。が、伏原窯はまだまだ続きますので、よろしくお願いいたします。 

おお忙しです。

呉須のテストを緊急にしています。椿紋の蓋向こうと千鳥紋の蓋向こうの呉須を濃くするためです。そのためだけの窯焚きです。午後3時に窯を入れ、朝まで夜通しで焚きます。7種類のテストピースで2日後には作品にしなければなりません。

食器の面白さのひとつに季節があると云うこと、その為に期日がはっきりしている事です。特に新しい物を作っていく時は一つひとつ手直しの注文が入ります。寸法は作り直せますが、色はそのために材料から全部組立を考えた上でテスト焼きをします。

今回は今までの呉須よりも濃く、渋い色を要求されています。考えられるケースから7種類を選びテストをしています。

さて、どうなるでしょうか?いよいよ、押し迫って来た感じで面白いですねえ。

「鉄絵椿紋蓋向付け」の見本

ようびの注文、「鉄絵椿紋蓋向付け」の見本がうまく焼けました。

 

 鉄絵の具が釉薬に溶け込んでしまうか、また呉須が流れてしまうか色々と今年は各地から鉄絵の具等を取りよせてテストを繰り返してきました。ようやく鉄絵の技術をひとつ増やすことが出来、本年は色絵に加え鉄絵をものに出来るようになったことは、来年に向けてひとつ前進です。

この蓋向こうは来年の仕事へと大きな橋を掛けてくれそうです。

そうこう思っていたところ、ようびの真木さんからお電話を頂き、十草の飯椀の追加注文を頂きました。これも鉄と呉須を交合に線引きをした大変華奢なお茶碗です。高価なものですがどこにもない丁寧で品のいい飯椀です。

これからも、密度の濃い食器を提供していくつもりです。どうぞ、御愛陶くださいませ。