静寂のひと時

金曜日から、3日間おやすみを頂き京都に出かけて参りました。鞍馬寺からまだ北へ4キロ程行き、百井分かれで山道に入っていきます。また、このルートともうひとつに八瀬大原から回るルートとがあります。
4日、川端通りの桜は五分咲きでした。北に行くほどに蕾は固く、山のこぶしももう一歩という感じでした。

琵琶湖に流れる安曇川の上流に、かれこれ二〇年は行く様になりました。静寂を求め、自然の霊気に心身を包み、瞑想をしてきます。こころを開放してきます。
今年は、話によれば三月の上旬は雪で通行が大変だったそうですが、今年は中旬過ぎから、あっという間に雨や春一番で雪が瞬く間に無くなったそうです。

世間から断絶された初春の山間で、静かな時間を持つことが出来ました。

ここは京都北山修道院という万教を超えた「心のふるさと」、誰もが帰って来れる憩いの宿として存在しています。

川のせせらぎを聞き、自分を見つめることにたっぷりと時間を費やして参りました

春の始まり

H20・3・29箸置き焼上げ1箸置きの素焼が焼あがりました。釉掛けをし丁寧に仕上げをし、今晩本焼きをします。
小さい電気窯で焼くので、明日の昼までには焼き上がるでしょう。
工房を3時過ぎまで留守にしていました。ようびから留守電が入っていました。
早速、折り返しの電話をしました。「もしもし、」、、、。筍の注文です。ここの木積の筍は京都を上回るおいしさが定評です。この何年間はようびさんに、その日の朝掘りをもって行きました。真木さん、絶賛です。

ああ、何か今日は一気に桜も咲き出して、春、春、春。春ですねえ。今夜はセリーグも開幕です。
もちろん、タイガースファンとしては今年の優勝を願っていますが、、、、!やっとこの季節が始まったという思いもひとしおです。そして今年もどんな夏がやってくるのだろうか、という想いになってきました>
仕事に夢中になって、今まで以上の作品に挑戦しょう、という気持ちになるのも、今日が春の始まりだからでしょうか。29日夜窯出し、良好に焼けていました。
明日から小紋の絵付けに入ります。

2008年3月の焼上げ作品

京焼 色絵桜文4寸皿

一つ目は一昨年から続いています、「桜紋青盛4寸皿」です。

金で全て骨描きをして、桜を青を金で幻想的に表現しています。大変贅沢な取り皿ですが、厭味なところが無く、上品で優雅な作品が人気を呼んでおります。古清水にもあまり桜の題材はないのですが、ようびの真木さんが持っていたものから引用いたしました。
どうぞ、是非手に取って見てください。
「かるみ」の効いた驚きの4寸皿です。

京焼 ぼんぼりこちらは「赤絵ぼんぼり型猪口」です。

こちらも昨年からお題を頂き、昨年は轆轤の型打ちという技法で作らせて頂きましたが、もっとラフな感じでとう云う事を言われましたので、今年は轆轤で引き揚げた物を一つひとつ六角を手ひねりで作ってみました。

ころころと可愛い猪口に仕上がったので満足して頂けるとおもいます。どんな、料理が盛られるのでしょうか?楽しみです。

結び箸置き 難航中

箸置きが難航しています。時間の中で何もかも押し揉めて、段取りを一つでも省こうなんて、どうですか?

案の定、窯からの答えはばたついた気持ちだけの作品となりました。私たちは何を一番大事にしているのかが問われました。

手間、暇を掛け丁寧に仕上げていく中に、他と違った密度の濃い作品が自然と作られていくことの原点に還ることを、もう一度考えさせられました。昨年の暮れに焼き上げた小紋の箸置きです。今回はもう少し高くし小さくしました。


結び紋箸置き制作工程1結び型小紋箸置き

こんな時に。。。

25日締めに間に合そうと結び型の小紋箸置きを急いで作っています。こんな時に限って、いろいろな事件に出会います。一日夜なべで作った品物をストーブで乾かしていたら、なんと弟子が不注意も程がある足もとも見ずに蹴って全て粉々に潰してしまいました。あああ、、、、。

必死にモチベーションを維持するのが精一杯でした。が11時まで掛かって何とか作り足しました。

色んなことが有ります。また、色んな体験の中から作品が生まれて来ます。

もう、今日は終わりにします。また、ガンバリましょう。

色絵白盛桜文尺皿

店長紹介の写真を桜の大皿に替えました。来る季節に合わせて、色々な作品を展示いたします。どうぞ、お楽しみにしてください。

kinsaisiromorisakurasyakusara1.jpg最近はやっと温かくなって、冬の間緊張していた身体もやっとのびのびとして身も心も弾んで参りました。さあ、これからっという感じですか。活動の気分が満ちて参りました。

今年のイメージは本格的に発信をしていこうとしています。初めてのウェブデビューですから分からないことばかりです。
今までは本当に皆に助けられてここまで来ましたが、これからも色んな出会いを体験したいと願っています。
新しい季節とともに、新鮮でワクワクするような器を発表してまいります。ようびさんの仕事に加え数多くのオリジナルな器を展開したいと思っています。よろしくお願いいたします。

梅に桜に

いよいよ春が来ました。今年の冬はここ大川にも雪の降る日が多く、じわじわと寒さが身体にこたえていました。雛祭りも終え、啓蟄もすぎると山にも梅が満開となり、福郁とした香りが工房にも漂ってくる思いです。

さあ、冬眠から覚めて、新しい季節の感覚溢れる器を作ってまいりましょう。

2008年 明けましておめでとうございます。

年末は28日まで出荷に追われ、バタバタと工房の片付けもままならない内にとうとう新年を迎えました。毎年の事ですが、何とか余裕というものが欲しいものです。が、ままならないものです。

本年はここ数年取り組んできた古清水や仁清といったものに、もっと自分なりに深味を加えていきたいと願っています。また、多くの方々の認知度も少しずつ高まって来ています。

いつもこころの中で、絵画と陶芸が一つになる器を考えています。そういう意味から乾山は奇才を放っていると考えています。作り手から見た乾山は、誰もがなしえなかった領域に踏み込んだパイオニヤでした。
本年はその山を登るべく色んな角度から乾山を研究したいと思って居ります。

さて、どこまで行けますやらお楽しみに。

望年会

22日は陶芸クラブの忘年会でした。17年続いているこのクラブですが、来年はみんなで主体的に個展を開催しょうという話で大変もりあがって、とても有意義な望年会になりました。貝塚には FM貝塚というサテライトスタジオがあります。そこのオープンステージを借り展示をしては、と私は提案しています。そこで、FM放送を使って展示会の紹介やクラブの募集などをしたら地元の活動として大変興味のある情報発信になって面白いと思います。

貝塚には市民ギャラリーというものがありません。多目的ホール等という、なんとも展示会には不向きなところは有りますが、本格的な展示ホールがありません。発表の場がないというのは困ったもので、ここが文化意識のなんとも情けないところだと痛感しています。

これからの時代は個人の情報発信が大変重要になってきます。受け手から発信者になる時代だと考えています。陶芸をとうし自分への問いかけのお手伝いをさせてもらっています。

これからも色んな側面も紹介したいと思います。

ようびさんに本年最後の納めです。

きょう、窯出しでした。朝10時で230度でした。この温度帯から、貫入が入り出します。200度を切るまで自然冷却をします。

呉須や鉄絵がどう焼けたのか心配でしたが、上々の焼けでした。大変デリケートな薬掛けで釉薬の水加減が繊細極まりない配合でした。通常釉が薄いと下絵の発色がうまくいかないものですが、今回入手した呉須、鉄絵の具はこんなにも薄い釉にもきっちりと反応して素晴らしい濃淡を表現してくれました。

窯焚きのイメージはやわらかい酸化炎です。ゆっくりソフトに焼あげる事に注意を払いました。ねらしをいつもより長くひっぱりました。根気よく焼くのが今回のコツのひとつです。うまく焼く事が出来、今後に繋がる窯となりました。

窯出し、梱包、搬入、12月は20日が締めなので直接梅田まで持っていきました。あいにく真木さんはお留守でしたが、これで今年のようびの仕事は締めになりました。

伏原窯は東京のお店、暮らしの器花田さんからの粉引き杯を作り焼きます。まだまだ今年の仕事は続いていきます。