呉須の色が決まりました。

昨日15日、色見本を持ってようびにいきました。真木さんは能の会で4時までお出かけとの事ですが、土曜日のせいか車も少なく、すいすいといつもよりも早く梅田に着いてしまいました。お店にはお客さんもいたし真木さんもまだまだお帰りではないし、で散歩がてら久ぶりにお初天神にお参りに行きました。

 一昨年、陶芸クラブの有志と伊万里に行き、帰りに太宰府天満宮、本家天神さんにお参りしてきました。大阪には天神さんが多く祀られています。大陸からの疫病が流行る度、菅原公の怨念を治める為にとたくさんの神社が建立されたと聞きます。

そうこうしていると、4時半も過ぎたころ真木さんがお帰りになったので、さあお仕事です。七種類の呉須を見せ、鉄絵の具とのバランスや器との調子を見て、その中からひとつを決めたました。

今年は鉄絵の具、呉須絵の具の基本がこの時点で決まりました。一つひとつ前に進めていきます。来年は色絵に加え、鉄絵や呉須絵もたくさん出来るでしょう。いよいよ来年は古清水の慢幕紋深向こうを作っていきます。

今日から早速椿と千鳥の絵付けです。明日までに窯詰めを目指します。がんばりましょう。いよいよ、ようびに納める本年最後の窯です。が、伏原窯はまだまだ続きますので、よろしくお願いいたします。 

おお忙しです。

呉須のテストを緊急にしています。椿紋の蓋向こうと千鳥紋の蓋向こうの呉須を濃くするためです。そのためだけの窯焚きです。午後3時に窯を入れ、朝まで夜通しで焚きます。7種類のテストピースで2日後には作品にしなければなりません。

食器の面白さのひとつに季節があると云うこと、その為に期日がはっきりしている事です。特に新しい物を作っていく時は一つひとつ手直しの注文が入ります。寸法は作り直せますが、色はそのために材料から全部組立を考えた上でテスト焼きをします。

今回は今までの呉須よりも濃く、渋い色を要求されています。考えられるケースから7種類を選びテストをしています。

さて、どうなるでしょうか?いよいよ、押し迫って来た感じで面白いですねえ。

「鉄絵椿紋蓋向付け」の見本

ようびの注文、「鉄絵椿紋蓋向付け」の見本がうまく焼けました。

 

 鉄絵の具が釉薬に溶け込んでしまうか、また呉須が流れてしまうか色々と今年は各地から鉄絵の具等を取りよせてテストを繰り返してきました。ようやく鉄絵の技術をひとつ増やすことが出来、本年は色絵に加え鉄絵をものに出来るようになったことは、来年に向けてひとつ前進です。

この蓋向こうは来年の仕事へと大きな橋を掛けてくれそうです。

そうこう思っていたところ、ようびの真木さんからお電話を頂き、十草の飯椀の追加注文を頂きました。これも鉄と呉須を交合に線引きをした大変華奢なお茶碗です。高価なものですがどこにもない丁寧で品のいい飯椀です。

これからも、密度の濃い食器を提供していくつもりです。どうぞ、御愛陶くださいませ。

今夜は窯焚き

今年も後二回の窯焚きとなりました。今夜9時までかかった窯詰めがようやく終わり、後は明日の朝までねらし焚きです。

絵高麗で椿紋の蓋向こう付けを創っています。もうすでに新春の作品ですね。この本歌は以前料亭「辻留」さんであった物で、今回私共で創らせて頂くことになりました。

鉄絵の具を色々と考えて作品に合してみましたが、さてどうなりましょうか。テストを繰り返し色具合を見ていきます。こつこつと積み重ねて行く仕事ですが、やれば必ず結果が出てくることも楽しみです。

今年もまだまだ窯は続いていきます。

あっという間に、明日から師走。

いよいよ本年も後一か月となりましたが、工房はまだまだお正月商品の納期に追われています。間もなく、仁清結び型香合を箸置きにしたものが焼き上がります。細かい作業の連続ですが、一つひとつ心を込めて丁寧に作っていくのが楽しみです。お正月のお客さまをお迎えする、箸置きです。「結び」というところに深い意味をもたせているのでしょう。良き縁が結ばれますようにと思い、作らせていただきました。

ここ貝塚の山々は、いま紅葉でたいへん美しい時期です。どうぞ、一度お立ちよりください。

お正月もので華やぎます

今年も色々な物をつくってきましたが、11月はお正月物で華やいでいます。お正月といえば、やはり「宝づくし」。去年は杯台というテーマを頂き、面白く挑戦させて頂きました。今年も七寸の平皿に金線で縁取りした中に、色鮮やかに五色を塗り分け、とてもお正月らしいお皿が出来ています。これは、懐石料理店で「はっすん」として使われます。

どんな、お料理がもられるのでしょうね。私どもの器は、大阪梅田にある、「工芸店 ようび」から注文を頂いて、各お料理屋さんが使って下さっています。

器には、季節があります。一か月も上旬、中旬、下旬と細かく分けられ、器も季節に合わせ変わっていきます。

はじめまして

こんにちは水間焼伏原窯の伏原です。

これから作品をゆっくりしたペースで紹介していきます。

土を感じていただけたら、幸いです。

よろしくお願いします。