新作「呉須市松紋深向付」轆轤挽き

新作「呉須市松紋深向付」轆轤挽き

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こんばんは。午後のニュースを聞いていると、関西では今日夏日を更新したということです。桜の開花も聞こえてきました。黄砂と花粉で空が霞んでいます。

工房は午後から昨日焼き上げた窯を出しました。思った様にスッキリと焼き上げることが出来て、汲み出しは手取りのいい重さになりました。素地に釉薬のいい重さが加わり、重くなく軽くもない、土の重さでない釉薬の上品な重量感が出て、汲み出しには最適な重さになりました。急いで絵付けをしましょう。桜は待ってくれそうもありません。

HPに掲載して好評でした「水仙の箸置き」がようやく焼けました。お待ちいただいているお客様も居られ、これも急いで絵付けをしたいと思います。

今日はビールカップの続きと、新作「呉須市松紋深向こう付け」を轆轤挽き致しました。深向こうですがお湯呑みに使ってもらえたらと思い、HPにも掲載したいと考えています。単純な文様に単純な形、轆轤挽きの柔らかなラインが見せどころの、力の試される作品になります。こういう作品はある程度歳を重ねないと味が出てこないものです。少し面白く挽くことが出来ました。楽しみに作って参ります。

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