2015年 6月 の投稿一覧

春草紋汁次ー口作り

仕事は春草紋汁次の口部分の轆轤制作です。先に仕上げたボディに引っ付けます。絵付けは花文小皿と夕顔紋平向付の2度盛りです。型は朝顔紋小皿の起こしです。


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春草紋汁次ー口作り

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春草紋汁次ー削り仕上げ

仕事は春草紋汁次の削り仕上げです。ふたを削るときはひとつづつ本体と合わせて削っていきます。この蓋部分、陶主(乾山の本歌をじっと眺めて)「これは松ぼっくりではないか」との推測。蓋の天を削った後で小さく土を取り丸め、ちょぼを引っ付けて仕上げてあります。絵付けは焼けてきました夕顔紋平向付と花文小皿です。色盛りをしていきます。


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春草紋汁次ー削り仕上げ

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色絵花文小皿ー化粧掛け

仕事は削り終えた花文小皿に割をつけ淵に輪花を取ります。その後、中央と4辺に大きな丸を描くような形に化粧をかけて完成です。この化粧の濃淡が上にのせる緑の色に深みを出します。また淵にちょこっとある輪花が目を楽しませる工夫になっており、実は結構盛り沢山な器です。(焼きあがりはこちら→色絵花文小皿)絵付けは色絵青もみじ紋鉢の葉脈を描き、色を持っていきました。また夕顔紋のぐい呑み、平向付に色をいれました。


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