京焼オーダーメイド

京焼オーダーメイド

伏原窯は開窯25年、各地に於いて数多くの展示会を開催して参りました。日々の作陶に思いを盛り込んでこれたのも、たくさんのお客様からのお声、ご愛顧があってのことと、常々ありがたく感じております。

展示会を通じてたくさんのお客様から「今度はこんなお皿がほしい。」「こんな器を作って頂けますか」という声をたくさんいただきます。そんな声をダイレクトに形にしたいといつも考えていました。

この度、ホームページを立ち上げた一番の理由はここに集約されております。皆様とより近く、もっと気軽に水間焼伏原窯をご利用していただけるようにとの思いから、皆様の器にかける思いを形に変えるお手伝いをさせて頂きます。



上絵桜紋尺皿より伏原窯の京焼き

一般に現在「京焼き」と言われるものは、京都で焼かれた焼き物全般を指しての名称だと思います。そこには清水焼という名称も入ってきます。現在清水焼の多くは磁器物で染付を主体として焼かれています。私共水間焼伏原窯は開窯以来、食器を主体に今まで焼いて参りました。一定の土に限定することなく色々な土を使い、それぞれの土に応じた焼き物を創造して参りました。
平成17年の春、工芸店ようびの店主真木啓子さんとの出会いで、今にない京焼の食器を作らないかとのお話を頂きました。ここで言う京焼とは、総称「古清水」と言われる17世紀から18世紀、京都で焼かれていた焼き物を指します。優雅で繊細、当時京都でしかありえない雅で風雅な焼き物を、今の食器に再現しようというものでした。それは大変面白いお話で、私の中では願ってない事でした。
京都には代々受け継がれたお家、窯元があり、精緻な京焼を作られていますが、大半はお茶のお道具であったり、また花器や香炉といった高価な一品物の様に思います。食器の世界で「古清水」の様な焼き物をつくるとなれば、今現在大変稀な稀少なことです。何故か?食器には制限が多いからです。いくら高価な物といってもやはり上限が自ずとあります。また、食べ物を盛るとなれば、作品に多くの制約が生じてきます。諸々のことを考えれば所謂、割が合わないのです。皆さんがおやりにならない理由がそこにあるのでしょう。
私どもはこの「古清水」をベースにした、雅で軽み(かろみ)のある品物を、伏原窯の京焼として提供させて頂いております。

水間焼と京焼



伏原窯制作風景ー「轆轤」お茶碗の成形



伏原窯制作風景ー「絵付け」菊唐草紋鉢




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